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『無能』という言い訳
日経新聞 郵政公社は「個人商店以下」より
分社化抵抗で公社の言い分=複式簿記が分からない、システムが刷新できない=無能を装った牛歩戦術?
そして生田総裁は「最大限の経営の自由度」を要求=無能者なら経営を自由に操れないからやっぱり有能者でしょう
-インプリケーション
このままでは中途半端な分社化にとどまる一方、金融サービスは多角化し、大いなる民業圧迫機関となりそうだ。

やっぱり郵政公社は民営化せず、解体・消滅が筋ではないのか。そう言うと、公社民営化に関わった有識者は「公務員だから解体・消滅できない。だから民営化するんだ」と説明する。ちょっと違うような気がする。

ところで、山下泉理事だ。日銀時代とはうって変わって郵政人を立派に演じていらっしゃる。良心の呵責を覚えながらなのか、それとも成りきったのか。聞いてみたい。
もう一つ。日銀→アクセンチュア→郵政理事のルートは確定なの?
# by bank.of.japan | 2004-11-23 13:09 | Comments(2)
日銀通りの怪しい商法
数年前、日銀通りを帰る途中、「すいませえん」と呼び止められた。バンに乗った男だった。道でも迷ったのか、と思って近づくと、「売れ残りの商品ですけど、もらってくれませんか」と何やら小箱を差し出す。その差し出し方が余りにも絶妙だったため、思わず小箱を手に取りそうになったが、絶妙さに何か引っかかるものがあり、バン内部から発せられるある種の負のオーラのようなものを瞬間的に感じ取り、「いらない」と言って立ち去った。
 話は終わらない。今年の前半(去年のような気もするが)、また日銀通りで遭遇したのである。もちろん、数年前のことをすぐ思い出し、今度は無視した。今でも気になるのは、「もらってくれ」と言われた物を手にした後、どのような口上が続くのか、ということだ。中味が何なのかも興味がある。時計といった宝飾品だろうか。「売れ残り一杯あるんですけど、これ全部をいくらいくらで引き取ってもらえないか」といった方向に話は展開すると推測されるのだが…。何商法なのか、ご存知の方、ご教授を。
# by bank.of.japan | 2004-11-22 21:14 | Comments(3)
前FSAのデービスの指摘でちょっと考察
日経金融で英FSAの前理事長、ハワード・デービスがメガバンク復活が本物かどうかに疑問を投げかけている。同調するところは大きいが、コスト削減が甘い、との指摘は考察が必要だ。もちろん、コスト削減余地が大きいのは確かで、それはきっちりやらないといけない。問題は、コストを減らしたからと言って銀行の収益性が劇的に改善するわけではない、ことだ。ざっくり計算で恐縮だが、全銀全体の業務純益が10兆円として、人件費をゼロにしても業務純益は2-3兆円しか増えないだろう。欧米並みの預貸利鞘を確保するには業純を倍以上にしないといけない。収益性向上の面ではコスト削減の効果は知れているわけだ。貸し出し金利が低い意味を本質的に考えていかないと、やたらコスト削減方向にバイアスがかかり、銀行員は「ボランティア」になっていく。別に銀行員の味方をするわけではないが、銀行が儲けられない責任は現場にあるのではなく、経営、行政、マクロ構造に起因すると思われる。
 ときどき銀行の支店にいくが、誰もサボっていない、視界に入る行員の多くは忙しそうだ。しかし、待ち時間は長い。これに対し、欧米商業銀行の窓口(私が海外にいたとき)。待ち時間は長いが、空いている窓口は少なく、しかもテラーはちんたら(札勘が遅い)し、ときどき手を止めておしゃべりに興じるやつもいる。少なくとも前線において、邦銀はまともだと思う。
 どこぞの銀行では、行員に立って仕事をやらせ、お辞儀の仕方を学ばせていた。そういう報道がしばらく前にあった。行員が座って仕事していたから経営が悪化したのか、お辞儀の角度が足りんかったから、経営が悪化したのか。と、問い詰めたくなった私はおかしいのだろうか。再度言うが、銀行員の味方をする気はさらさらないが、金融改革を進めるなら、もう少し現状分析と実務の積み上げをきっちりやった方がいい。
# by bank.of.japan | 2004-11-22 14:15 | Comments(0)
欧州便りの紹介
知り合いの為替ディーラーで石川さんという方がいる。今は欧大陸(デンマーク)で仕事をしており、日本の顧客向けに市況メールを送っている。グローバルな情報共有は容易にはなっているが、メディアを通じたものはどうも予定調和的で、やはり現場の視点は貴重だ。その意味でメールは重宝しているのだが、それにも増して彼がときたま書くコラム「デンマークの生活より」が面白い。もったいないので、ここでも適宜紹介したい。石川さん、掲載許可ありがとうございます。
 通貨統合の進展・ユーロ圏の拡張など欧州経済も変革が激しいとのイメージを抱くが、実際に生活してどうなのだろうか。まずは過去に頂いたものから。

今年3月のメールより。

「肩こりが激しくて、中国人が経営している鍼に行ってきました。
 その先生は日本に長く住んでいたらしく日本語が恐ろしく上手です。先生曰く、
『コンピューターの使いすぎのストレスです。アジア人はストレスに強いので、自分で意識しないのですが、デンマーク人なんて、ストレスに弱いから、自分の70歳以上にもなる親が死んだら一週間も動けないんですよ』
 デンマークは家族の結びつきが強いところですので、それ自体は悪いことだとも思いませんが、確かに一週間も動けないとなると、それを認めなければならないかも知れません。
 しかし、ストレスというものに無縁であると思っていた私自身がそう言う言葉を突きつけられると、確かにアジア人は体を酷使しているだろうな、と思います。とか言いながら、やはり心のどこかで、ストレスが原因とは思っていませんが。
 皆さんも、お体に気をつけて、又、今週も60時間位は働きましょう。
 デンマークでは、労働組合との合意により週37時間が限度と決まっているそうですが」

週37時間労働で、ストレスに弱いデンマーク人。東欧に広がるユーロ圏の衝撃に耐えられるのかなあ…。
# by bank.of.japan | 2004-11-22 11:33 | 欧州便り | Comments(0)
おっ、102円台だ
100円割れても介入しなかったら立派、ドルの自律反発を待てばなお立派。調節課は残念がるだろうが、外国為替平衡操作担当総括(だったっけ?)の腕の見せ所。まあ、財務省次第なんだが。
 私の大先輩記者いわく、「今の財務官は誰だっけ、渡辺君かあ。あいつはまともだぞー」と。そう、バカな介入はもうないですよ。みなさん、安心しましょー。先輩を信じて。
 WBSの解説者、昔は「日銀、何でもやれ」っていうスタンスだったのに、円高では妙に普通のコメント。「これは非不胎化介入が必要ですね」とマジ顔で言って欲しかった。笑ってやったのに、惜しい…。
# by bank.of.japan | 2004-11-20 00:06 | Comments(0)


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