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FRB、「出口」が怖いツイストオペ
 FRBがツイストオペに踏み切った。こんなのが「政策」になるほどFRBは追い込まれた格好だが、金融政策の実践面で考えると、当面は「微害微益」ながらも「出口」に際して「超有害無益」となりかねない調節手法である。いわゆる買った資産の暴力的な売り切りを余儀なくされる可能性があり、汚い話だが、「中央銀行がゲロを吐きまくりながら出口を出ていく」恐れがあるわけだ。基軸通貨国だけに世界中がゲロまみれになるだろう。なぜ、そうなるかの解説。メルマガでは、そのメカニズムを金融政策のヒモ理論で解説を試みる予定。
 まあ、その前にマーケットは勝手にゲロっておりますね。ヤク切れのような症状でありましょうか。

リンク集
A Little Inflation Can Be a Dangerous Thing
There Are Worse Things Than Inflation
Bank Deposits increase Sharply
Is this man the next Fed chairman?
Rethinking central banking
Why Was Fed Statement Late? 20th Century Technology
GOP: Fed’s move reveals Obama’s failures
The Fed's Latest Moves May Fall Flat, Experts Say
by bank.of.japan | 2011-09-24 14:05 | FRB&others | Comments(0)
日米欧中銀がドル資金供給(技術的な対応)
 日米欧中銀がドル資金供給で協調した。日経新聞は一面トップで報じたが、マスコミ的には大きい話ながらも、マーケット的には実務的な対応でしかない。ヘッドラインは派手ながらも、政策的な意味合いはほとんどなく、基本的にはただのオペでしかない。日銀は既にドル供給は行っているが、応札ゼロが続き、閑古鳥が鳴いている。欧米がちょいばかりドル供給を延長・拡充したいので、日銀はオファー日程を一日付け加えただけでした。まあ、その程度の話であります。そこら辺の事情をメルマガでは簡単に触れる予定。

リンクは以下です。追加があるかもしれません。
Golden Spikes
A few good central bankers
Meh! Bloomberg Market’s 50 Most Obvious
"Sports Stories Written by Algorithm"
The Problem With Quasi-Monetarism
Our Lost Decade
What could America be good at?
by bank.of.japan | 2011-09-16 15:34 | メルマガ | Comments(2)
スイスの無制限介入&G7
 スイス中銀が6日、スイスフラン高を抑制するため、対ユーロでの上限を固定化する措置を取った。自国通貨の上限突破は無制限介入で死守することになるが、その覚悟が問われるのはこれから。メルマガでは、技術的な観点から覚悟の度合いを考察してみたい。また、今回のスイスの無制限介入で、日銀やFRBの置かれた状況、今後の対応など考えてみたい。メルマガの内容は為替一色となりそう。メルマガはこちらも。

 この週末、G7が行われたが、もとよりこの会議は「集まる。そして問題意識の共有を図る」のが目的であり、各国の政策にダイレクトな影響を与える具体策などはもともとない。マーケットイベントとして注目すると、まあ空振りであり、そんなのは過去10数年続いている。マスコミ的には派手な「国際会議」だが、各国金融トップが現状に対して共通の問題意識を持ったかどうかが重要である。

以下は今週のリンク集。

Treasuries, TIPS, and Gold (Wonkish)
Swiss FAQs
More on Transatlantic Cash Flows
Golden Cyberfetters
Following the Swiss lead
Europe on the Verge of a Political Breakdown
The end of this blog. The beginning of Wonkblog
by bank.of.japan | 2011-09-11 11:04 | ユーロ | Comments(0)
9月5日分のリンク集=野田政権誕生
 野田政権が誕生した。財務相時代は「注視」大臣と揶揄されたりしたが、国会答弁はしっかりしており、民主党代表選の候補者では最も安定感のある首相だと思う。なお、為替市場との対話がうまい政治家は基本的にはいない。政治家になるのに為替の知識が必携というわけでは全然ない。歴代の財務大臣(大蔵大臣)も、大半は担当大臣になって初めて為替に接したはずだ。しかるに、気の効いた発言などできるはずもなく、想定問答に沿った発言しかできないものだ。むしろ、巧妙な対話ができる方がおかしい。仮にそこそこの知識があったにせよ、大臣は忙しいから、為替だけ見ている暇などない。野田大臣の対話、ぶれなかったという意味では十分に合格点でありましょう。
 まあ、対話巧者の財務大臣が必要なら、為替担当大臣でも設けないと。官僚では榊原財務官が突出していたが、あれは特殊事例ですね。さて、以下はメルマガのリンク集であります。

Fizzle at Jackson Hole
The Money View 8月29日
バーナンキ議長は口にしなかったが、ユーロが深刻である、というのはその通り。

Alan Krueger for CEA (クルーグマン教授、8月29日)
Alan Krueger’s New White House Job (NYTのブログ、8月29日)
CEA委員長に就任したクルーガー氏は一級の経済学者で、非常に評判が良い。

Ben Bernanke’s Dream World (デロング教授、8月30日)
バーナンキ批判のエントリー

The bounds of monetary policy on Planet Earth (interfluidity、8月31日)
金融政策のあり方に関して非常にツボな論点あり。法的側面は実践面でも重要。なぜ、金融政策は財政領域に踏み込めないのか。


What is the Fed waiting for?
 (FTのブログ、8月30日)
催促のエントリー。緩和すべき論はあちこちで目に付く。

Calling on the Fed (NYTのブログ、9月2日)
雇用統計不振で案の定の緩和期待

Europe's Banking System: A Slow-Motion Bank Run in Progress?
Europe's Banking System: The Transatlantic Cash Flow
いずれもThe Street Light(9月1、2日) ユーロ金融システムに関する興味深いエントリー。市場関係者一読を。
by bank.of.japan | 2011-09-04 00:02 | マーケット | Comments(2)


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