人気ブログランキング |
<   2008年 01月 ( 19 )   > この月の画像一覧
OISが映す日銀の姿はいい感じかも
 株の急続落、円高の進行で、OISの利下げ織り込みが強まってきた。細かな動きはフォローしていないが、しばらく前に10%ぐらいの可能性で利下げを織り込んでいたが、30%ぐらいまで可能性は高まっているようだ。
 ユーロ円金利先物も金利ベースで見ると、6月物と9月物は逆イールドで、清算値ベースで0.63%と0.605%。3ヶ月物金利の足元金利に対するプレミアムをどの程度見るかだが、0.25%ぐらいだとすると、金先も軽く利下げを織り込む感じですね。
 あと、2年債の金利は0.585%となった。向こう2年利上げなしor利下げがある、との金利カーブだろうか。この辺の金利動向はドラめもんさんが詳しくフォローされているので、まあそちらをご覧いただきたい(ドラさん、よろしく・笑)。
 OISや金先、短期債などの市場が日銀を映す鏡であるなら、かなりいい感じで映していると思ったりする。もちろん、利下げする考えは今のところない日銀としては「鏡が歪んでいる」と言うかもしれないが、日銀も気づいていない潜在的な姿を映し出している可能性はある。
 市場は間違うときもあるし、オーバーシュートもするが、正しいときもある。「歪んでいる」のは実は「正しい姿」で、歪んでいると言う日銀が歪んでいる場合もあるわけですね。

 ところで、市場が織り込む政策金利の経路を参考に経済見通しを作っていた日銀だが、軽く利下げを織り込み始めた場合の経済見通しはどうするんだろう。「利下げを前提とした経済見通し」になるんだろうか。政策金利不変での見通しに戻した、とか言わないでね。
by bank.of.japan | 2008-01-16 22:58 | マーケット | Comments(5)
閑話休題 “だんこんの世代”=修正される機会のなかった勘違い
 北畑次官のエントリーで「団塊の世代」が熱い議論となったが、これで思い出したことがあった。
それは、ある金融機関の方に2、3年前(?)に聞いた実際にあった話である。
 ある金融機関がミーティング(勉強会や相場会議などの類ですね)を開いた。その中で日本経済の構造問題が話題になった。
 このとき、講師役となった方が「やはり“だんこんの世代”が問題なんですよね」と指摘したそうだ。聞いていた人たちは「何の世代?」と思ったそうだが、その後何度か「だんこんの世代」という言葉が繰り返された、という。
 そのうち、みんなは講師がどうやら「団塊の世代」を「だんかい」ではなくて「だんこん」と勘違いしていると察しがつき、「塊」を「魂」だと思い込んでいることも分かった。でも、誰もその間違いを指摘することもなく、ミーティングは終わった(と聞いた気がする)。
 確かに「塊」と「魂」は字が似ており、印象として「団魂の世代」に見える。そう思い込んだ人がいても(実際にいたのだが)おかしくはない。ただ、一般的にはこの手の勘違いは学校のテストとか受験とか、誰かとの会話とか、いろいろな場面で修正される機会があるはずで、そういうこともなく、勘違いが生き延びてきたのは凄い確率である。
 本当は、この手の間違いは指摘した方がいいのだが、その結果として当人に恥をかかせることにもなり、間違いの修正は結構難しいものである。上記のミーティングで誰も指摘しなかったのは、分かる気がする。その結果として勘違いが続いてしまったのかもしれないが…。
 まあ、私もこの手の勘違いはあり、他人事ではない。むしろ、かなり身につまされる話であり、もしかしたら重大になる勘違いをいまだにしている可能性もあってちょっと不安だ。
 みなさん、このブログで間違いに気が付いたら指摘してくださいね。
by bank.of.japan | 2008-01-15 22:11 | その他 | Comments(15)
景気ウォッチャー、墜落中(日銀の操縦も?)=身につまされる証言
 12月の景気ウォッチャー調査、DIはさらに大下げとなりました。まあ、予想はされておりましたが。チャートは墜落が続いている格好ですね。内閣府の資料(こちら)や幾つかのマーケットリポートなどを参考に要点をまとめます。
・現状判断DI(家計・企業・雇用の合計)は、前月比2.2ポイント悪化の36.6。
・悪化は9ヶ月連続。悪化期間としては最長のようです。
・個別で悪化幅が大きいのは雇用で、前月比4.4ポイント悪化の36.5.
・現状判断DIは、現在の景気拡大局面で最も低い03年1月の水準 (35.5)に近づきつつあり、景況感悪化は深刻である、そうです。
・某社試算の季節調整値では、12月の現状判断DIは03年6月(41.2)以来の低水準にまで落ち込み、直近ピークである05年12月(58.0)からの累積低下幅は▲19.9へと拡大。ITバブル崩壊時の▲21.0ポイント(00年10月:50.2→01年9月:29.2)と殆ど肩を並べる低下幅、とのこと。
・1月調査で現状DIが03年1月水準(35.5)を割り込む事態となれば、景気後退入りを懸念する論調が強まるだろう、とのこと。
 金融政策運営を飛行機の操縦に喩えた福井日銀総裁。「乱気流気味の中での操縦を余儀なくされたと思っている。しかしながら、われわれはコックピットの中にいて、方向感覚を失ってい
ない」と述べていたが…。街角景況感のチャートは墜落中のようであります。失速ブザーが鳴り響いているように感じられるのですが。もしかしてバーティゴ?
 ところで、アンケート対象者の判断理由を読んでいて、身につまされたのがあった。
「年金の支給日にせきを切ったように売上が跳ね上がるなど、客の様子は節約というより、そもそも現金の持ち合わせが無いような印象を受ける」(一般小売店・お客様の様子)
 年金支給を給料を置き換えれば、この客はまるで私(トホホ)。
by bank.of.japan | 2008-01-11 22:16 | 経済 | Comments(33)
「北畑次官の誤算」=本気だったのか…
 ちょっと日がずれたが、『YENの漂流』が取り上げた「北畑次官の誤算」である。旧通産省の中堅官僚時代にシルバーコロンビア計画(懐かしいすね)を発案した張本人の話である。円安のせいで老後を海外で過ごす夢が崩れたことを取り上げたものだが、運が悪かったね、というだけの話で、誤算とかいうんじゃなくて、単に見通しが甘かったに過ぎない。でも、私が一番びっくりしたのは、北畑氏がスペイン移住に本気であったことだ。計画を打ち上げた責任を果たす(言行一致)という意味ではご立派だが。無理して移住することはないでしょ。
 みなさん、この記事ではいろいろご意見あるだろう。知り合いの市場関係者もいろいろ怒っておりましたが(苦笑)。個人的には以下の感想を持った。
・海外移住するかどうかは個人の勝手。国が音頭を取るもんじゃない(これは計画への批判)。かつて移民の失敗例(ドミニカ)もあった。
・退職金2000万円と年金月20万で海外で優雅に過ごすという計画は、ちょっとした為替変動で崩れる程度のもので、リスク管理としてメチャ甘なのではないか。というか無謀でしょ。計画がうまく行き過ぎて大量の老人を送っていたら、本当に「海外姥捨て山」になったかもしれん。
・退職金と年金で海外で過ごしたいならどうぞ勝手に。ただし、円安になって生活が大変だと言ったって、それは海外移住に伴う当然のリスクなのだから、(円安に)文句を言うのは筋が違うでしょ。
・国力低下(による円安)で老後を海外で優雅に過ごす夢が崩れた、みたいな印象の記事であったが、何で俺たちが団塊世代の優雅な海外生活を支えるために必死こいて働き、国力を増大(円高にする)させなきゃならないんだよーーーーーーと思ったな。
・日本で暮らせばいいじゃないか。
・財務省の津田次官ら同期入省組は「(北畑は)本当にスペインに行くんだろうな」と“監視する会”を立ち上げた、とあったが半分冗談でしょ。北畑さん、スペインが憧れの地であるならまだしも、“監視”を意識して無理に移住するこたあない。短期ステイでお茶を濁す手もある。
・変動しやすい為替を切り口にする記事はやはり書き方が難しい(これは職業的な観点での感想。参考になります)。
・そのうちユーロバブルが崩壊してすげぇ円高になるかもしれない。そしたら円高だ、大変だ、とマスコミは騒ぐんでしょうなあ。
by bank.of.japan | 2008-01-10 21:22 | マーケット | Comments(29)
伊藤先生、随分と日銀的なご見解ですね
 知り合いの市場関係者の方から、伊藤元重・東大大学院教授のインタビュー記事を送ってもらった。今年の金融政策に関する所見を述べたもので、東京新聞に掲載された。何というか、ある意味で日銀以上に日銀的な所見で、読んでいてちょっと気恥ずかしかったですよ。具体的には以下の部分である。
①金融政策は金利の上げ下げでなく、他国と比較してどの水準にあるかが重要だ
②日本は0.5%と圧倒的に低く、超緩和状態である
③だから中長期的に金利を上げざるを得ない
④目先の難局を乗り切るために拙速に金利を下げるとやっかいな問題(バブル)を招く
⑤日銀もその点を気にしている
 ①から③はいわゆる正常化論のたぐいで、また「金利差が円安(バブル)を招く」との発想も垣間見える。日銀は確かに口ではそれっぽいことを言っているが、実際には純粋な意味での正常化論は放棄しており、「第二の柱」のトラップにはまって正常化論的なことを言わざるを得ないのが実情(と受け止められる)。まあ、日銀の立場に配慮されたのだろうが、経済学的に他国との金利格差を重視する金融政策ってのは為替ペッグに近く、そうしろとおっしゃっているのかな。よく分からん。金融政策は各中銀がそれぞれの国の経済・物価情勢に応じて適切に運営すればよいのであって、金利差はその結果に過ぎない、というのが筋論であるはず。
 ④は、利下げでバブルが起きるなら、それは今の日本経済には歓迎すべきことなので、問題でも何でもない。利下げすべきでしょ。日銀が利下げして世界経済のエンジンになるなら、世界中から感謝される(特にFRBはそうだろう)。なお、日銀は(利下げで)バブルが起きることを気にしていない。金利水準にのり代がない、利下げしたって効果がない、といったことを気にしている(と思う)。ちなみに緩和手段としてどうするのか、についての議論は別にタブーではなく、素直に議論に応じる雰囲気ですね。
 このインタビュー、日銀マンにとっては「俺たち以上に日銀タカ派的で、どうしちゃったの伊藤先生」という感じであろう。教え子も多いようであるし。今度感想を聞いてみよう。
by bank.of.japan | 2008-01-10 00:02 | 日銀 | Comments(18)
吸収オペ連発っすね=年末出し過ぎでしょ&日銀マンのジョーク
 新年になってからの日銀金融調節は吸収続きである。本日は即日吸収の連発(二回)となり、オイオイでありました。つまるところ、年末超えの資金供給がやや過剰であったのであろう。欧米の協調供給にお付き合いしたはいいが、その事後処理に追われる、という構図である。
 余計なことをすると、得てして意味のない忙しさに見舞われやすいが、オペも同様であって、金繰りがひっ迫していないのに金を出し過ぎると回収に追われる。適当に手を抜けばいいじゃないか、と思うかもしれないが、手を抜けない事情がある。なぜなら金利水準は誘導目標(無担保コール翌日物=0.5%)を維持しないといけないからだ。
 例えば、本日の吸収を見送れば、金融市場局や業務局のオペレーションの負担は軽くなる。しかし、サボった代償として金利がベタッと下がってしまう。一時的な現象ながらも現場が勝手に利下げした格好となって、政策委員会から怒られるのである。サボった結果の利下げじゃなくて、利下げを決断しない政策委に対する現場のクーデターという見方も可能だが、これはあまりに面白過ぎて非現実的ですな(笑)。
 まあ、日銀は必要もないのに深夜に緊急会見して、欧米中銀の資金供給協調を説明してくれるぐらい親切な中央銀行なので、年末越えの金を出し過ぎて事後処理に追われる程度の負担は何でもないのだろう。現場のみなさん、ご苦労さんです。

 ところで、最近日銀マン(複数)が漏らすジョークがある。
「こんなに吸収しているのに、株安と結びつける論調が出ないなあ(苦笑)」
これは「オペが稚拙だから欧米の株が下がった」と日銀を非難した某アナリストを念頭に置いた皮肉でもあるが、やぶ蛇になるのであまり言わない方がよろし。
 欧米中銀が資金供給で協調した後、日銀が吸収オペ打ったことがある。私は、どっかのマスコミが「協調違反じゃないのか」と頓珍漢な批判記事を書くんじゃないかと思って、日銀に注意を促したが、「どっからも問い合わせは来ないよ」であった。供給オペ(&その総計)に注意が向き過ぎて吸収が無視されたのか。まあ、どうでもいい話ではある。
by bank.of.japan | 2008-01-07 21:14 | 日銀 | Comments(2)
「リベリア」の意外な興味深さ=YENの漂流・続き
 深夜、何気にNHKをつけたら、やっていた番組がかなり見所が多く、熱心に見入ってしまった。番組は民主主義をテーマにした一連のドキュメンタリーで、私が見たのは「リベリア」の巻。もちろん、番組の主題は女性閣僚らの民主化への奮闘であり、それはそれで見応えはあったが、私が興味を引かれたのは以下のシーンであった。
・リベリアの閣議(?)にジョージ・ソロスがいた。アドバイザーのような感じであったが、何をしていたのか。純粋な慈善行動?
・中国の胡錦濤主席の訪問を熱烈歓迎しながらも、リベリア大統領(女性)は「(中国の支援は)わが国のためになるとは思わない」と言っていた。番組はこの一言だけだったが、背景事情はいろいろありそう。
・大統領警護にPMC(民間軍事会社)要員とおぼしき姿あり。国際機関の人員を警護していたのか。いずれせよPMCの活動があらゆるところに浸透しているのがうかがえる。
・リベリア経済は長年の内戦で破綻しているとされていたが、この点について第一次産品の高騰がどの程度経済的に貢献するのか興味深い。リベリアの資源がすでに国際企業に利権を押さえられているのかどうか。
 もとより、番組は「民主主義」が主題であるので、経済的な側面は深堀されていないが、ジョージ・ソロスの絡み、資源を狙う中国の思惑、対リベリア債権を放棄した米国の意図、鉄鉱石・ダイヤモンド、ゴムなどの利権状況、最近の資源高騰の影響など、むしろ経済的に興味深いところが満載であった。政治体制としての民主主義は重要なテーマであるが、どんな体制でもまずは経済的に食えないと話にならない。PMCは天然資源の利権に絡んだ動きもするので、ちらっと姿の映った要員がどこ社かも興味が引かれる。
 以上は番組の感想であります。その後、ロシアの巻であったが、こちらは登場した超保守派のカリスマのおじさんが胡散臭いという印象を与えただけでありました。

 日経新聞の「YENの漂流」である。国外流出した個人資産が「マネー難民」となるかどうかは、当該個人が最終的な居住を国内とするのか、国外とするかで峻別され得る。外貨を外貨のまま使い切るには、国外に旅行して使うか、移住するか。そうしない場合、いずれは円に転換する必要があり、それは難民マネーの帰還となる。一斉帰還すると円高要因で、その際に利益確定できるかどうかは定かでない。
 日本の個人が資産を外貨建てにするかどうかは基本的には個人の自己責任であり、その判断は正しいかもしれないし、間違うかもしれない。どっちでもいいんじゃないかと思う。ホームバイアスが多少緩んだとしても、それは正常化とみなせばいいのではないかな。南アやニュージーランドが個人マネーの流入に困るとしても、それは彼らの問題であって、本当に困るなら資金規制するであろう。今、個人マネーの流出が止まると円高になってデフレ脱却は遠のくでしょ。日銀も困るんじゃないか。
by bank.of.japan | 2008-01-07 00:10 | マーケット | Comments(11)
大発会は大暴落でした=年末・年始の雑感など
 まずは新年のご挨拶を多く頂き、ありがとうございます。改めて御礼申し上げます。今年も当ブログをよろしくお願いいたします。日本経済にとって良い一年になることをお祈りしております。
 残念ながら、新年最初の取引となった4日の株式市場(大発会)は大暴落でありました。休日中の米株の下落幅と比べると、やたら売り込まれた感がありました。相場を干支(ねずみ)で占うと「繁栄」の一年になるらしいですが、むしろ衰退しそうな感じ。「前半好調、後半失速」のパターンより、「前半不調、後半好調(繁栄)」のパターンならよいですが…。どうなることやら。米ISM景況感指数の急落がリセッションの予兆なら、今年は悲惨であります。
 さて、経済の衰退と言えば、日経新聞(買っていますよ・笑)で連載中の「YENの漂流」だが、いまひとつポイントが分かりにくい。為替を切り口に「日本経済の競争力低下を憂う」という主張を展開しているのだと思っているが、近隣諸国(ロシアや中国)の購買力増大が好ましからざる事例として紹介されているのが気になった。まあ、何と言うか、円高が良いのだ、というキャンペーンみたいで、速水前日銀総裁が語りかけている感じを受けたな。
 一般論として、為替変動に経済格差の調整機能があるなら、成長期待の低下は円安をもたらす。相対的に近隣諸国の購買力が増せば、これらの国は日本のモノが買いやすくなり、この結果として日本は(円安に)サポートされる。従って、記事で紹介されたように、①ロシア人が日本の中古車を高く買う②中国人が東京でたくさん買い物をする-といったことは、円安の効果と受け止めるべきではないか、と感じた。肌の色は何でも日本のモノを買ってくれる国の人が日本経済にとって良い人である。

 いきなり話題は変わるが、「福袋」である。私個人の感想で恐縮だが、「福袋」を買う意味がいまだに良く分からない。何が入っているのか分からない「袋」をなぜ買うのだろう、と思う。確かに袋の中の商品はかなり「お買い得」なのかもしれないが、不要なモノなら価値はないに等しい。セールで必要なモノを買うのは「お買い得」、不要なモノが入っている公算が大きい「福袋」を買うのは「浪費」。新年を祝うための儀式としての浪費なのだろうか。すいません。興ざめな話題でありました。
 
 年末・年始にチェックしたブログで最も印象的であったのは、こちらの方が書かれたこのエントリーでした。マスコミ業界でのこうしたアルバイト経験は私にとっても驚きの内容でありました。大変、参考になりました。ご興味ある方はご一読を。ちなみに学生時代の私も年末・年始は貴重な稼ぎ時で、アルバイトに明け暮れておりました。徹夜仕事を終え、寒い下宿に帰ったときの寂莫感は今では懐かしい思い出であります。

 以上、年末・年始の雑感も含めた大発会のエントリーでありました。

ps 干支で占う金融政策(調節)→少なくともオペはコマネズミ、でしょうね(笑)。利上げなし(むしろ利下げかもよ)、タンス預金は金融システムに還流せず、日銀負債の銀行券減らない、保有国債は減少の公算、この結果、短期オペが増大して金融市場局は不毛の繁忙化であろう。この話題は改めて書きましょう。
 
by bank.of.japan | 2008-01-04 21:51 | マーケット | Comments(14)
正月早々からちょっと後悔=“浮気”はやはりダメよ-日経さん、ゴメンね
 みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。経済、そして金融政策、さらには次期日銀トップの顔ぶれなど、先行き不透明なことが多く横たわっておりますが、まあ、あれこれ考えても分からないので、ここは自然体で構えるしかない、そういう新年の心境であります。どうなるんでしょうね…。

 正月早々、私事であるが、ちょっとばかり後悔の念を抱いている。購読している新聞が替わったのである。もとより、勝手に配達される新聞が替わるはずはなく、私が契約を替えたからであるが…。ただ、その契約を替えた(別な新聞に判を押した)のが、かなり昔(1年と数ヶ月前)であり、そのことをすっかり忘れていた私にとって、いきなり新聞が替わったように感じたのだ。
 予兆はあった。年末を控えた数日前から某大手新聞が配達され始めた。最初は間違いかと思ったのですね。でも、次の日も、そして次の日も配達される、これはおかしいと思って配達所に電話したら、「新年から3ヶ月の契約がある」のだという。言われてみて思い出した。そういえば随分前に判を押した記憶があるなあ、と。
 立場上、私は日経新聞を読む必要がある。従って、ずーっと日経を取ってきた。にも関わらず、なぜ別な新聞の判を押したのか。振り返ると、謎である。景品がちょっと豪華だったから? 2-3ヶ月ぐらいならまあいいかと軽く考えたのか? 勧誘員のトークが絶妙だったから? 要因は複雑に絡み合い、まあちょっとした出来心としかいいようがない。
 2紙を契約する余裕はないので、日経さんは3ヶ月だけ中断することにした。ところが、である。衝撃的な情報を目にした。よりによって新年から「私の履歴書」にアラン・グリーンスパンが登場することになったのである。今日は仕方がないので、コンビニに日経を買いにいったのでありました。あーあ、“浮気”の代償は高い。

 みなさん、日経新聞には色々ご意見あると思うが、やはり読み慣れると、一般紙にはかなり違和感を覚える。紙面の流れがやはり違うのですね。これも慣れの問題なのかもしれないが、社会面や運動面の作りも、何と言うか一般紙はやや過剰に映る。日経のやや大人しめの感じに慣れると、それがまたいいのだが、一般紙は記事のアピール度がくどい印象である。

 北方謙三の連載小説も読みたいし。朝刊だけ契約しようかな(可能なら)。
by bank.of.japan | 2008-01-01 21:25 | マスコミ | Comments(13)


無料アクセス解析