・(九死に一生を得て)運が良かったと言われるが、それなりの計算をしている。
・ギャチュンカン北壁からの生還も奇跡と言われたが、パニックにはならなかったし、生還のために脳をフル回転させ、最善の選択をした。 ・運にまかせて登ったことは一度もない。凍傷で手足の指を失い、ドラマチックな生還と言われたが、そんなに悪い登山だったとは思っていない。 ・今の実力は全盛期を「10」とすると「6」。だから「6.5」の山には登らない。 ・自分でも異常なほど山が好き。四六時中、山のことだけを考え、登ってきた。30年間やっても全く飽きない。山にさえ登れれば楽しく生活できる。 ・クライマーは山で死んではいけないと言われるが、死んでいい人間もいる。その一人がボクだと思う。山で死ぬのはごく自然なこと。悲惨な死に方をしても悲しんで欲しくない。 ここまで言えるほど熱中できることがある人は本当にうらやましい。 シリーズは今日で終わりのようです。
by bank.of.japan
| 2008-11-07 21:12
| その他
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Comments(8)
本石町さんのブログで山野井泰史氏の名前を見るとは思いませんでした。是非、本人が書いた「垂直の記憶」を読んでみて下さい。ギャチュンカンからの壮絶な生還の話は「Touching the void」を凌駕していると思います。
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brianさん、どうもです。ご紹介ありがとうございます。今度読んでみます。
エントリーと関連がなくてすみませんが、「文芸春秋」12月号の座談会、どうお読みになられましたか? 私の感想は以下です。田村氏という人物はどうも不可解ですね。本石町さんにもぜひ座談会の感想をアップしていただければ幸いです。http://blog.goo.ne.jp/j9090380/e/14869a378ecb4648bf3b9656d3b94181
ここにも極みに立つ者の言葉あり(ちょっと違うが)
給付金で首相「所得制限は手間かかる」、富裕層に辞退求める セレブの首相でなければ説得力が無かったですねえ~~~ 金持ちは金持ちらしく いいと思います
鵜さん、どうもです。確かに不可解な主張です。量的緩和の定義がファジーな感じです。今度、詳細を見てみます。
pk-uzawanianさん、どうもです。辞退求める、というのが何とも。効力あるのでしょうか。
辞退しない→「口では文句を言ってても結局は欲しいじゃん」
という事で、どっちに転んでも大丈夫かなと。 僕が不思議でならないのは、今回の定額給付は「バラマキ」目的なのに、それを批判する人がいるという事です。
通行人さん、どうもです。私はありがたく頂きます。
brianさんお勧めの「垂直の記憶」を読みました。非日常の世界が描かれていて大変興味深かったです。奥多摩での生活記があればまた読んでみたいと思います。
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