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最近のマーケット傾向&FRB等の対応のまとめ=今後は…
 このエントリーは私の記憶などを元に最近の市場混乱(終わりの始まり?)とFRB等の対応を個人的なメモとしてまとめたもの。経緯等で参考のご意見あれば助かります。

3月5日ごろ 「ヘッジファンドのマージンコールが急激に増大」との観測
3月7日    JGB・スワップスプレッド拡大が顕著→激しいポジションクローズ(継続する)
         FRB、TAF供給の増額など発表
3月11日   G10資金供給で再び協調&日銀会見
         FRB エージェンシー債を国債貸出の担保に(※)
※エージェンシ債は持っているが、レポで資金調達できず、連銀貸出にアクセスできない金融機関の資金繰りを間接的に助けるスキームではないかと理事会見で質問。
3月12、13日 トラブった金融機関としてベアー・スターンズの名前を聞く(FRBのスキームの目的がクリアに)
3月14日 FRBとJP・モルガン、共同でベアー・スターンズの資金繰りを支援
3月16日 FRB、休日なのに①公定歩合引き下げ②プライマリーディーラーを連銀貸出の直接対象とする貸出スキームを設定③ベアーを救済合併するJPモルガンに300億ドルの特別融資

この間、激しいポジションクローズが継続。ドル&株は急落。イールドカーブは脈絡無き動き。17日は債券先物が急騰、長期債は売られる展開。ロングエンドは国債・スワップが逆転。

考察 FRBの対応はもっぱらイベントに応じて資金繰り支援を断続的に強化していく対症療法の印象。日本の状況に照らすと1997年11月の金融危機ぼっ発(山一特融など)に近い。マーケットはベアーの次がどこかと恐れると状態。マーケットが求めるのは、金融機関の負債サイドの揺らぎを防ぐのではなく、証券化市場のクラッシュによって毀損した資産サイドのテコ入れ。FRBによるエージェンシー債買いきりor証券化商品やエージェンシー債の公的な買取機構創設(FRBのファンディング付きか。
by bank.of.japan | 2008-03-17 21:23 | マーケット | Comments(11)
Commented by dell at 2008-03-17 21:56 x
問題はサブプライム関連の証券化商品の市場が全く機能していないことなのですから、政府主導で公的資金を入れた買取り機構を作り、金融機関のBSからこれらを切り離さないとダメでしょうね。そして、これは基本的にFRBというより政府の問題であり、財務長官が「公的資金を入れる必要はない」などと言っているうちはダメでしょう。金融緩和だけでこれを解決しようとしても解決がつくものかどうか・・・。へたするとゼロ金利、いや量的緩和さえ必要になるかもしれませんね。
Commented by walrus at 2008-03-17 23:06 x
諸悪の根源が米国経済バブルの清算にあるのだとすれば、公的資金活用は情勢改善の必要条件でこそあれ、十分条件では全くないことになります。そう遠くはない将来、米ゼロ金利、ドルキャリー活発化の予感。
Commented by すみませんところで日本経済は? at 2008-03-18 00:31 x
楽しく米国経済をかたっているにはいいのですが、本邦経済の客観的状況をお願いします。海外投資家の見切り売りとか、円高だからとか、政治的な問題ではなく、一年間で企業業績が悪化しない中で、株価が30%近く下落した理由ってなんですかね。
Commented by 一般市民 at 2008-03-18 01:21 x
話蒸し返すようですが、これだけ民主がごり押しの提案をしても、国民が民主を消極的に支持するのは今の清和会売国政治に嫌気がさしているのでしょう。

私はばりばりの保守で民主党を蛇蝎のように嫌悪しているのですが、それでも小泉改革のひどさには本当に虫唾が走ります。

メディアを通して不祥事を叩いて、がさ入れして、株価を強引に押し下げて安値でサーベラスなどに献上する。西部鉄道・日興・グッドウィル・不良債権etc.。竹中氏を豚箱にでも放り込まないと、自民党は立ち直れませんよ。
Commented by 一般市民 at 2008-03-18 02:17 x
追記です。
前項のコメント欄でテキサスロングホーン(UTAustin)さんがおっしゃっるように、日本のマスコミがもう露骨に自民党or米国のプロパガンダ放送になり下がっているのもあるでしょう。日経新聞なんて(最近はいくぶんましになりましたが)グローバル経済万歳!としか書いていません。

誰も好んで金払って洗脳ちらしを買いませんよね。
Commented by PK at 2008-03-18 08:07 x
変動相場制で価格が変動する時代になったら、EUのように共通通貨共通市場でドルからブロックするか、巨体を小さく分けて、それぞれが変動に対応するしかない。小さい方が価格変動に強い。現在はともかく、この20年、日本の周囲に先進国はなかったわけだから、EUの道は無理であって、いろんな意味で資産負債を切り刻む小泉改革のような結末は当然だ。やり足りないくらいだ。それを怠るから、外貨準備や国のバランスシートが無様に膨らむ。それを許してきたのが財務省だ。
Commented by luke at 2008-03-18 15:33 x
> 企業業績が悪化しない中で、株価が30%近く下落した理由

「企業業績が悪化すると皆が予測しているから」でしょう。株価は、景気に1~2四半期ほど先行するといわれてますね。

>株価を強引に押し下げて安値でサーベラスなどに献上する。

お得だと思えば日本企業が買えばよかったのでは?
誰が買おうと、日本にとって別に問題ではないですが…
Commented by osome at 2008-03-18 16:49 x
> 企業業績が悪化しない中で、株価が30%近く下落した理由

それまで日本株を買い上げてきた外国(法)人が、他での損を埋めるために、まだ利益の乗っている日本株を処分売りしてきたため、という理由もあるようですけど。
Commented by bank.of.japan at 2008-03-18 20:24
dellさん、どうもです。ご指摘の内容に概ね同意です。

walrusさん、どうもです。ご指摘のようなシナリオは十分に考えられます。後は時期の問題でしょうか。

すみませんところで日本経済は?さん、どうもです。別に楽しくはない(むしろ生活者としては先行き憂鬱・苦笑)ですが、ご質問の件はlukeさんやosomeさんの指摘の通りではないかと。

一般市民さん、どうもです。私は政治情勢に詳しくないので、ご指摘の内容にコメントするのは難しいですが、サーベラスなどの件はlukeさんの指摘する通りだと思いますが。

lukeさん、osomeさん、フォロー多謝です。

PKさん、どうもです。外準&国家のバランスシートが膨張したのは、基本的には政治的な判断を受けたもので、財務省の立場は許すも許さないもないと思いますが。
Commented by EURO SELLER at 2008-03-19 05:02 x
考察 FRBの対応はもっぱら祭り事に応じて資銭繰り支援を断続的に強化して参上する対症療法の印象。ひのもとの状況に照らすと千九百九十七年霜月の銭融危機ぼっ発(山一特融など)に近ゐ。まーけっとはべあーの次がいづこかと恐れると状態。まーけっとが求めるのは、銭融機関の負債さいどの揺らぎを防ぐのしからばなく、証券化村場のくらっしゅによって毀損したでござる資産さいどのてこ入れ。FRBによるえーじぇんしー債買ゐきりor証券化商品やえーじぇんしー債の公的な買取機構創設(FRBのふぁんでぃんぐ付きか。
 

もんじろう(コトバ変換)
http://monjiro.net

で変換してみました。
Commented by PK at 2008-03-19 08:24 x
企業の財務をやった人間なら分かると思うけど、日本の財務省のやっていることは、職業意識・価値観から見ると最低の部類。
こんな連中がファイナンスをやれば日本は潰れる
企業や自治体の財務は戦わないとダメ。
反対に日銀などの銀行家は理知的であってほしい。
(企業の財務が役所の財務と銀行をやると、新銀行東京のようになりかねない)

米国は、弱気の状態を慰めることと平行して、資産を買うこと・長期期待の状態を改善する努力をしないとダメ。(ケインズの言うように)
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