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中央銀行と資産価格が夫婦のようなものなら…=制御不能でしょ?
 限りなく同業の臭いがする「愉快痛快奇奇怪怪」さんが『ロゴフ教授がバーナンキ議長を批判』というエントリーをアップしていた。詳しくはそちらをお読み頂くとして、批判内容を簡単に紹介すると、①中央銀行は経済実体をリアルタイムに正確に把握できる統計を持っていないことが問題だ②だったらリアルの生データである株価など資産価格を参考に政策を運営すべし-というもの。資産価格を金融政策のターゲットにするかしないかの議論で言えば、ロゴフ教授は「すべし」なのであろう。
 面白い、と言うより、結論が(私から見て)はっきりしているのは、ロゴフ教授が中央銀行と資産価格の関係を夫婦に例えていること。教授は、妻(資産価格)が喜べば夫(中央銀行)も満足である、と解説しているのだが、そもそも(私の経験では)女房は制御不能なので(笑)、夫婦に例えた時点で、資産価格はターゲットにならず、となってしまう。違いますかね? もちろん、ちゃんと制御されている立派な方もいらっしゃると思いますが…。
 中央銀行と資産価格の関係は「夫婦」というより、「気紛れで気性の激しい女性」(資産価格)に思いを寄せる「生真面目な青年」(中央銀行)かもしれない。この関係、青年の立場から一般論として申し上げれば、手も足も出ない、何とかしようとするとろくなことにならない、触らぬ神に祟りなし、であろう。まあ、資産価格をターゲット的に扱えば、むしろ金融政策が振り回されて景気のブーム&バストを大きくしそうな気がする。
 資産価格が過熱局面に入った可能性が高いなら、そろりそろりと(資産市場が)気にしない程度に利上げしていき、崩壊局面に入った恐れがあるなら一気に利下げする、というFRB流の手法でいいんじゃないかと思う。この対応を女性と男性の関係で説明しようとすると、結構難しいですね。
 私はやっぱりロゴフ教授よりバーナンキ議長を支持したい。ちなみに日銀はバブルを予防したい(制御したい=モノにしたい)派の中銀だが、なんと言うか、この手の対応はうまくなさそう、というか相手に滅茶苦茶振り回されるタイプではないかな(笑)。
by bank.of.japan | 2007-09-20 22:15 | 日銀 | Comments(33)
Commented by EURO SELLER at 2007-09-21 09:39 x
いちカイさんの関連日記です。->
http://www.doblog.com/weblog/myblog/31550/2620228#2620228
やはりこの関係は夫婦ではないですね。
Commented by 1読者 at 2007-09-21 11:58 x
ロゴフ教授の元原稿はこちらですね。
http://www.project-syndicate.org/commentary/rogoff34
Commented by 読者2 at 2007-09-21 12:12 x
ケネス・ロゴフ氏はアメリカの経済学界ではバーナンキ、クルーグマンに劣らない業績の持ち主で現代アメリカ経済学界を代表する人物の一人なんですが、あまり日本では知られていなかったのが最近は知名度が出てきたようで嬉しいです。ちなみに異様にIQの高い人は、頭を使うゲームに異様な才能を示す事がままありますが、この方、アメリカでは、鬼のようにチェスが強いことでも有名です。
Commented by PK at 2007-09-21 13:28 x
資産価格の安定化は、やはりコンテクストの形成に中銀など市場維持の関係者が努めることが王道だと思います。資産取引にはファイナンスが付き物なので、低金利の局面では、普段の市場取引者でない人々が容易なファイナンスを背景に取引に参加してきます。ですから、普段の取引者とそうでない取引者の区分けを意識するべきだと思いますし、特に後者のファイナンスが容易になった背景を分析することが必要です。
Commented by bank.of.japan at 2007-09-21 18:17
EURO SELLERさん、どうもです。みなさん、やはり「夫婦」とは思わないようですね。知り合いの日銀マンも「制御不能、支配されている」との感想でした(笑)。

1読者さん、どうもです。情報提供、多謝です。参考にさせてもらいます。

読者2さん、どうもです。日銀ドクターに聞いたところ、確かに超有名人のようですね。IQが高過ぎるので、凡人には比喩が理解しにくい、のでしょうか。いずれにせよ、今後の発言が注目されます。

PKさん、どうもです。ファイナンスのところは、まさにクレジットの緩みがあるかどうかがポイントなのでしょう。ただ、緩みの部分は、仮にコントロールしようとしても行政的対応に頼らざるを得ず、うまくいくかどうかは何とも言えないでしょう。
Commented by SAKAKI at 2007-09-22 08:18 x
夫婦にもいろいろ・・
おしどり夫婦が離婚なんてあたりまえ(笑)。
Commented by bank.of.japan at 2007-09-22 09:10 x
SAKAKIさん、どうもです。確かに…。相当にノウハウのある夫(中銀)でないと制御しようとは思わない方がいいのかもしれませんね。
Commented by ちゅう at 2007-09-22 09:15 x
はじめまして。

コメディアンのジョン・スチュワートがグリーンスパンに対して、「何でFEDが必要なの?自由経済なのに、誰かが金利をコントロールするなんて、なぜ?」と聞いてます。

http://www.ifilm.com/episode/22807?startsWith=2896263

この質問についてマンキュー教授は、「ジョン・スチューワートは天才だ」とブログに書いてます。

http://gregmankiw.blogspot.com/2007/09/excellent-question.html
Commented by bank.of.japan at 2007-09-22 10:06
面白いインタビューですね、ちゅうさん、ありがとうございました。こんなやりとり、日本のテレビでも見たいものです。マンキュー教授が言うように、経済・物価の安定化に苦慮するセントラルバンカーには、ジョンの質問は本質のど真ん中を撃ち抜くような天才的なもの。コメンディアンであるより、経済評論家になった方がいいかも(笑)。個人的には、金利を市場に委ねる案は魅力的。市場の「神の見えざる手」が経済を(中銀より)うまく導いてくれるかもしれません。
Commented by 飛車 at 2007-09-22 21:13 x
でも、金利を市場に委ねたら、通貨供給量はどうやって決めるのでしょう?

民間に勝手に札刷らせるのかな。競技場の観衆(みんな座ってれば良いのに、一人が立つと全員立たないと見えなくなる)のような状況になって、インフレ進行しちゃいそうです。
結局「情報の断絶が問題である。話し合って決めるように。」となって、民間準備制度理事会ができて、理事長に誰かが座るだけじゃないかと。で、そこまで言ったら、ハンフリーホーキンス法みたいなのか、それともインフレターゲットなのか知らないけど、法的な責任を負わせる事になるのかなと。
Commented by bank.of.japan at 2007-09-22 23:04
飛車さん、どうもです。日銀の立場では、金利操作を通じて通貨供給量を決める(orコントロールする)のは難しい、とみています。量的緩和下でも通貨供給量はあまり意識していなかったと思います。「民間に勝手に札を刷らせる」のところが、イメージしにくいのですが…。
Commented by bank.of.japan at 2007-09-22 23:12
上の続きです。今思い出しましたが、マネーサプライと経済の相関が薄れていることに関する日銀のペーパーがあったように記憶しております。探してみます。
Commented by 飛車 at 2007-09-23 00:18 x
>>本石町日記さん
そういう研究が一杯あるのはわかるんだけど、例えばマネーサプライの成長率が、直近15年程度1%近辺で、それ以前は3%以上あった状態では、時間経過が原因で相関性が薄れたというのは無理があるかと思います。マネー成長率が低い経済は外的撹乱要因の影響をモロに受けてしまうので、相関性は薄れてくると思いますよ。まあ、「相関」と表現して「因果関係」を主張していないのならセーフですね。「因果関係」にまで話を膨らませてしまったらアウトですね。
よって立つモデルが違うと、ある相関関係に対して推定する因果関係が違ってきます。そしてよって立つモデル無しに、「時代が変わった」という理由で変化を説明したら、何でも説明できてしまいます。

それと、金利操作を通じずにマネーサプライをどうやってコントロールするのですかね。というか、そしたらインフレを抑止する事も不可能という事になるので、日銀は解体しちゃっても良いという事ですか。ゼロ金利の時代は不可能だったというのならわかりますが。
Commented by bank.of.japan at 2007-09-23 13:08 x
飛車さん、どうもです。純粋に操作可能性の問題として捉えた場合、日銀は法律上、「物価安定」が目的となっていて、これを達成するためにマネーサプライを中間目標のようなものとして置いていいのかどうか。この問題は以前議論されたことがあり、詳しい内容は忘れました(すいません)が、中間目標にするのは難しかろう、という感じだったと思います。もちろん、無視することはなく、引き続き政策判断の重要な参考材料としています。これ以上の説明は、私にはなかなか難しいので、また機会があれば議論の場を設けましょう。よろしくお願いします。
Commented by 飛車 at 2007-09-23 22:04 x
僕より、ジョン・スチュワート氏を絶賛したマンキュー教授に聞いたほうが良いようなw

なんとなくかみ合わない理由がわかりました。「金利(無担保コール)を操作するために、ベースマネーを増減させている」のが日銀ですよね?金利を操作しなくなったら、通貨発行の量の調節は不要になります。逆に言えば金利を完全に市場を委ねたら、そこに影響を与えずに通貨発行する事はできません。よって必然的に通貨発行量も市場に委ねることになります。どうやるのかわかりませんが。
Commented by bank.of.japan at 2007-09-23 22:44
飛車さん、どうもです。いや、何というか、金利操作を通じてはベースマネーも(能動的には)増減させてないです。ベースマネーの大半を占める銀行券に対して、日銀は受身である、という立場ですので。ダメですか?
Commented by 飛車 at 2007-09-24 10:17 x
伝わっていないなぁ。
1.日銀は制御側ですので、ベースマネー増減→金利変動という動きを利用して、金利を一定水準に保っていますよね。決して金利が先にあるわけじゃありませんよ。ここを逆に読んでいません?
2.ベースマネーに占める日銀券の割合は市中銀行側の都合で決まるのは確かですが、紙幣の比率が上がろうが下がろうが、ベースマネーの量が重要です。紙幣部分だけ取り出して、それをもって日銀は受身でしかないというのはおかしいと思います。
Commented by ブリッジ at 2007-09-24 11:44 x
無担保ONレートをコントロールするのは、現在では基本的には日々の調節であり、ベースマネーやマネーサプライの増減ではないです。飛車さんは何かを誤解されているのでは。ジョンスチュワートの示唆は、金利を市場に任せないで、中央銀行が調節するのはやりすぎでは?中央銀行は民間の需要にあわせて、通貨を発行すればよいのでは?ということではないですか。
Commented by 飛車 at 2007-09-24 19:00 x
>>ブリッジさん
無担保O/Nのコントロールは、公開市場操作によって行われていますよね?外の人には日銀HPに書いてある情報しかわかりません。違っていたら教えてください。公開市場操作では、売りオペ・買いオペなどを通じて、当座預金残高と発券銀行権の合計であるベースマネーに影響を与えます。正確に言うとベースマネーに一定の影響を与えるから無担保O/Nが変動するという事です。ある制御則に従って調節しているという意味です。
マネーサプライの成長率を、直接的な指標としてコントロールしているとは思っていませし、量的緩和の時代でもなければベースマネーの量を一定額になるように調節しているとも思っていません。目の前で起きた金利の変動に受動的に公開市場操作を行う事で金利を一定範囲にコントロールしているわけです。

ジョンスチュワート氏の件は、ジョン氏の意図はともなく、マンキュー教授は「通貨発行を国以外に認めない規制が存在する理由を教えてくれ」と書いています。
Commented by bank.of.japan at 2007-09-24 21:28
飛車さん、どうもです。この論点は、なかなかかみ合わないですね。私はやはりブリッジさんの立場でして、政策委員会が調節部署に指示しているのは、誘導金利(現行0.5%)のレベルで、もちろんそれでも微妙に狭い範囲で上下動しますが、この動きがベースマネーに影響を与える、ということでしょうか。それとも(0.5%まで)利上げしたことが「中長期的に」にベースマネーに影響を与える(減らす)という理解でよろしいのでしょうか。
Commented by 飛車 at 2007-09-24 23:20 x
日常的には微妙に狭い範囲で上下するだけで済むように、公開市場操作を行っているわけですよね。
政策変更のときには、金利のジャンプが起きるわけで、その際には本石町日記さんがしばしば指摘しているようなロンバート貸し出しで補っているわけですよね。

いずれも、ベースマネーの増減が金利に影響を与える事ができなければ、「できない」という事になりますが、現実に今やっている事だと僕は認識しているのですが。もし、違うというのであれば、何故「公開市場操作」なんてのをやっているのですか?
Commented by ブリッジ at 2007-09-25 00:10 x
無担保ONレートは当座預金の量の「水準」を変えることでコントロールしているのではないです。中央銀行が誘導水準を公表することで、コール市場に関わっている人たちは、レートが誘導水準から大きく外れる場合は、中央銀行のオペレーションで資金供給・吸収等がなされてレートが誘導水準に戻されると思うため(補間貸付のようなスタンディングファシリティもありますし)、当座預金の水準を変えなくても、レートの水準自体が政策変更前後で変わることになります。例えば、日銀のHPの「日銀当座預金増減要因と金融調節(毎営業日更新)」をみると、2月の政策変更前後においても、当座預金や準備預金の水準が変わっていないことがわかります。同時に、銀行券要因や財政要因が外正的に決まることもわかります。マネタリーベースの時系列統計(日銀HP上にあります)を見ると、マネタリーベースのほとんどを占める銀行券は、金利と関係なく、ここ何年かで急激に伸びていることがわかります。この増加は謎ですが。
Commented by ブリッジ at 2007-09-25 00:10 x
今回の話の食い違いは、マネタリーベースのほとんどを銀行券が占めていて、この動きは外正的なもので、日々の調節とは基本的には関係ないことに関する誤解ではないかと思います。また、当座預金の水準を変えることでレート操作をしているという誤解もあったかと思います。
Commented by 通行人 at 2007-09-25 03:50 x
ブリッジさんのは、飛車さんへの反論になっていませんよ。
飛車さんの話は、ベースマネーという表現でも、実質的にはベースマネー(除く銀行券)になっています。
なにより、金利と量は表裏一体ではないですか。
本石町日記さんやブリッジさんはこれを否定するのですか。
ここの話は、いわゆる「日銀理論」というものでして、とっくに話がついていると思いますが。
Commented at 2007-09-25 05:59
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ブリッジ at 2007-09-25 10:11 x
>>通行人さん
ベースマネーという表現が、除く銀行券という意味で使われていないことは、飛車さんのいくつかのコメントを見ればわかります。
金利と量は一体といいますが、そうですか?2月の政策変更におけるON「金利」の上昇前後で、ベースマネーの「量」の水準が変わっていないことは、先に書いたとおりです。政策変更をした時点で、ONレートの目線が変わり、それを誘導するために、日々ベースマネー(除く銀行券)を小幅に増減させているだけで、ベースマネーの「水準」を変えようとしているわけではないし、結果的に変わっているわけでもないのではないでしょうか。
Commented by luke at 2007-09-25 12:47 x
たとえば政策決定会合で金利を0.5%上げると決めてから、担当部局はその後、引き上げ後の金利になるように調節する(市場では、金利を上げる前より調達コストが高い=資金供給が少ない側へ移動した均衡の状態がずっと続く)のですから、影響がないわけはないのですが。

日銀当預の量がすぐに減らないのは当たり前ですが、金利を何%上げようがマネーサプライはいつまでも減らない(貸し出しは減らない)というのは、おかしくないですか? それならすぐに金利を10%くらい上げるとよいと思うのですが。
Commented by 飛車 at 2007-09-25 18:31 x
>ブリッジさん
色々な方が色々な視点でコメントされていますので、1点だけ。
日銀が政策金利を発表したら、それを市中銀行が「空気を読んで」守るというのは、考えられません。例えば誘導金利を引き下げた場合、市中貸し出しで利ざやが抜けるんなら、短期市場で借りて運用するのが銀行の利益行動です。逆に引き上げた場合、短期市場では貸し手に回ろうとするケースが増えるでしょう。

本当に、そんな権力が日銀にはあるのでしょうか?あるとしたら、それはいわゆるヤキトリのような裏での脅しに近い行為があっての事になるわけで。それでは透明性が欠如してしまっているのではありませんか?

いや、恐ろしい事を言うなぁと思ったので。もし中でそのような事が行われているのなら、参考までに聞いてみたいなと思った次第。
Commented by ブリッジ at 2007-09-25 20:11 x
全て教科書に出ていることから議論しているのですが(笑)。
金利変更をすれば(経済環境なども変わって)当然何かしらの形で、マネーサプライやマネタリーベースに影響は出てくると思います。ただ、それは金利変更の結果であって、金利変更をするためにマネタリーベースやマネーサプライの量を変えているわけではないのでしょうということです。もちろん、日銀がマネタリスト的な考え方を取った、量的緩和のような状況もあるとは思いますが。
また、「日銀が政策金利を発表したら、それを市中銀行が「空気を読んで」守る」、というのはあまりにも幼稚な解釈です。準備預金制度のために各金融機関は法定準備額(準備率により決まっています)を当座預金に預金する必要があります。その当座預金に日々こまめに資金を供給・吸収することによって、ONコールレートの誘導目標を達成するのではないでしょうか。すなわち、必要な当座預金・準備預金の量自体は、金利変更によって変わるのではなく、準備率が変わった場合か、量的緩和のような状況で変わるのではないかと考えられます。飛車さんは準備預金制度をご存知ですか?
どんどん議論が教科書的になっているのでそろそろ退散します。
Commented by bank.of.japan at 2007-09-25 21:57
通行人さん、どうもです。ベースマネーから銀行券を除くと、当座預金になり、その内訳は準備預金と郵貯預金(証券・短資分は除く)となります。ご案内のように、郵貯はその預金残高を安定推移させられないので、話を「準備預金」に絞ると、この規模は(プラス金利時には)基本的には一定で推移し、変化するのは準備預金率が変更されたときか、金融機関の預金量が変化したときで、日々の金融調節(オペ=公開市場操作)はむしろ準備預金残高が安定的になるように銀行券・財政等要因の資金需要の振れを均している、と言えます。
 もちろん、lukeさんがご指摘のように、金利変更すればいずれ(中長期的に)貸出に影響を与え、マネーサプライの変化につながる可能性は高いですが、問題は金利変更に対するマネーサプライの感応度が足元かなり鈍いと思われることです。これまた、もちろんlukeさんご指摘のように金利を大幅に引き上げれば、貸出は減りますが、加減が難しいということではないでしょうか。
Commented by bank.of.japan at 2007-09-25 22:09
続きです。金利を大幅に引き上げ、それに応じて預金金利もそれなりに上がれば、家計のタンス預金が金融機関に預金され、銀行券が減少。結果としてベースマネーが減る、ということにもなる、と思います。
 改めて繰り返しますが、金融政策運営において、ベースマネーやマネーサプライは能動的かつ精緻にコントロールは難しいけれども、その動向には注意を払っていて無視はしていない、です。
 ただ、私自身はマネタリストではないですが、貸出が伸びない(マネーサプライが伸びない)ときの利上げはおかしい、と思っております。
Commented by bank.of.japan at 2007-09-25 22:10
すみません、一つ一つのコメントにお答えせず、まとめ的な形になってしまいました。
Commented by 飛車 at 2007-09-25 22:51 x
>>ブリッジさん
別に教科書的な話でも何でも良いですが、準備率を変更したの何時が最後だかくらいわかっています。ご指摘のベースマネーの統計くらいとっくにダウンロードしてEXCERLで見ていますよ。ここに貼り付けるのは遠慮しただけで。ゼロ金利解除以後年率20%程度の速度でベースマネーが減少しているのも見ればわかります。空気を読む以外の理由で、日銀の誘導目標金利に短期市場の金利がそろっていく理由を、どうして認めないのか僕には理解しかねます。

短期的に日銀のオペレーションに大変な苦労が伴っているのは理解しているつもりですが、そのオペレーションを行う理由は政策金利の誘導目標に「誘導」するためだと僕は理解しています。そして、そのことは日銀のHPにも書いてあります。

これ以上は多分議論にもならないと思いますし、人様のブログのコメント欄で論争するのも気が引けますので、これにて最後とします。
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