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オヤッと思ったマスコミの表現=私はここまで書けない
 週末の大手メディアの経済記事より。
 「(量的緩和は)金利機能を殺したことで、非効率的な企業が延命するなど資源を最適に配分する機能が働きにくい」、「金利機能の復活は日本経済の正常化へ避けて通れない」、「利息が増えれば賃金の伸びが緩やかだけに消費の下支えになる」
 上記の表現はいずれも日銀の言い分でもあるが、興味深いのは地の文章で書かれていたこと。このことは、記事を掲載したメディアが、日銀の言い分を受け入れている、と解釈される。私個人としては、それぞれの言い分は理解し難く、また矛盾があるので、受け入れてはいない。従って、地の文章で書くことはないと思う。書かざるを得ない場合は、日銀は「…」と説明している、とカッコ書きで引用する形式を取るだろう。
・「金利機能の封殺」 金利は限りなくゼロに近いが、なくなってはいない。無担保コールレートは日々0.001-3%で取引されている。また、ターム物はスプレッドがある程度付いている。政府が解除をけん制しなければ、もっとスプレッドはあった。
 非効率的な企業が延命しているのが事実であるとするなら、それは金を貸している銀行がリスクに見合ったスプレッドを付けていないのが主な理由ではないかと思う。また、中央銀行が設定する金利は、各種金融取引のベースとなる水準であり、そこを起点にしたクレジットスプレッドがリスクに応じたカーブを描いていない(フラット化し過ぎている)場合、大きな理由に運用難(資金需要が乏しい=景気回復が不十分)があり、もう一つは先に挙げた自己査定の甘さがある。ここはまず金融庁と日銀考査の出番であろう。
 非効率な企業が存続している場合、このために金利を上げていくのは、本来はマクロ政策であるはずの金融政策がミクロ要因に左右される、という本末転倒ではないかとも思う。産業政策ないしは銀行行政上の問題を、金融政策上の問題にすり替えている気がしてならない。
 仮に企業の効率性に応じた金利水準を設定する場合、非効率な企業の大半が退出していくほどよい金利水準がどこなのか分かるのだろうか。ファイナンスの理論(私は専門家ではないが)で考えると、中央銀行の設定する金利をベースレートとすると、健全な企業の調達金利はベースレートに近く、不健全な企業ほど遠くなる。健全性に応じたベースレートとの距離は、リスク・リターンの判断が適切なら、ベースレートがどう変動しようとも変わらないのではなかろうか。そこが歪んでいるなら、まずは構造的要因(政府系金融機関のプレゼンス、オーバーバンキング=銀行の数の問題+資金供給力の過多)を解消したうえで、判断すべきではないかと思う。
・「金利機能の復活は日本経済の正常化へ避けて通れない」 表現が逆のような気がする。日本経済が正常化すれば、金利機能の復活は避けて通れない。より正確には、日本経済がデフレから脱却して、インフレリスクが警戒される状態になれば「物価安定を通じて国民経済の健全な成長に資する」(日銀法第二条)ための利上げは避けられない、であろう。
・「利息増大が消費を下支える」 この論点を追求すると、どんどん利上げして預金金利を引き上げていけば消費はますます支えられることになる。そういうことがあるのだろうか。誘導金利が0.50%前後だった時代、「利子収入が乏しいから消費が増えない。利上げしろ」との声に日銀が苦慮していたのを思い出した。本来は、経済が活況となる、企業収益が増大、家計の所得が増える、消費が増える、という前向きの循環メカニズムが力強くなることが大事なはず。
経済報道もいろいろである。
なお、このエントリー、カテゴリーを日銀とすべきかマスコミとすべきか迷った…
by bank.of.japan | 2005-11-28 20:42 | 日銀 | Comments(32)
Commented by N at 2005-11-28 22:08 x
専門家でも何でもないので、あまり詳しい訳ではありませんが、日銀が一方的に批判されているような印象を受けたので、少し…(もちろん何を書かれてもbankofjapanさんの自由ですし僕も勉強になりますが

「金利機能の封殺」:量的緩和で銀行へお金が大量に供給されているのに、経済に資金需要が乏しくマーケットでも低金利となれば、クレジットスプレッドはタイト化するのが道理ではないでしょうか。非効率的な企業に大量に貸し込まれるというような現象を避けるためには、金融引締めまで行かなくとも、少なくとも当座預金残高を段階的に引き下げる動きを見せるぐらい、ごく自然なことのように思うのですが、どうなんでしょうか。自己査定の甘さ云々はお説ごもっともだと思いますが、個々の銀行にしてみれば他行より金利が高ければ取引を他に奪われてしまいますし、金融庁や日銀考査が全国の金融機関の個々の貸出し行動まで統制することは事実上不可能だと思います。可能なのは金融機関のリスク管理の精緻化を指導することぐらいですが、同趣旨に基づく金融機能高度化センターの設立につき、bankofjapanさんは懐疑的な立場を表明されていたような記憶があります。
Commented by at 2005-11-28 22:08 x
「金利機能の復活は日本経済の正常化へ避けて通れない」:確かにこの部分だけ読む限りでは僕も不思議な印象を受けました。ただ、インフレリスクが警戒される状態にならなければ利上げできないとすると、15年前のバブルの反省が何も生かされていないような気がします。

「利息増大が消費を下支える」:例が極端で失当ではないでしょうか。金利上昇が企業の設備投資を抑えるメカニズムもあれば、日銀の言うようなメカニズムもあると思います。他にも様々な波及経路があり、どのようなメカニズムが最も強く働くかは、その時その時の経済情勢によると思います。今回たまたま各種統計やヒアリングから日銀がそのように判断したというだけのことで、かつて日銀が利上げを求める声に苦慮したことからも、「利上げのための利上げ」を主張しているのではないと思います。

少し極端ですが、日銀にもいろいろ言い分はあると思います。全銀協会長の一言は手放しで褒め称えるのに、日銀のロジックに対しては評価が少し厳し過ぎではないでしょうか。現状での解除はまだ少し危険な気もしますが、銀行の融資現場の話を聞いていると、過熱に危惧を抱く気持ちも分かる気がします。
Commented by bank.of.japan at 2005-11-29 01:19 x
Nさん、どうもです。「経済に資金需要が乏しい(回復力が弱い)」状況だとすると、果たして多少の利上げと言えども正当化されるのか、という命題を真剣に考えないと、結果的に日銀が失敗するリスクがあるのではないか、との問題意識を抱いております。私は二回目の失敗をして欲しくないので、解除のための根拠の乏しい理由付けは極力避けて欲しいと願っております。「バブルの反省」を生かすなら、まさに今バブルが起きているのか、クラッシュすると再び経済全体ががどん底に落ちるぐらいのバブルなのかどうか、を検証する必要があります(続)
Commented by bank.of.japan at 2005-11-29 01:22 x
。「利息増大が消費を下支える」という例が極端だと私は思っておりますが。預金利息と消費の間に正の相関があるとの意見は少なくとも日銀マンからも聞いた記憶はないです。金融高度化は、お勉強路線として日銀内での受けは悪いです。良識ある考査・検査マンなら、実調ベースで問題と思われる融資動向に目を光らせるのではないでしょうか。現場の過熱は恐らくは不動産向けだと思われますが、一部経済誌報道によると、既に金融庁が問題視しているです。プルーデンスマターだ、との認識を示す企画の人間もおります。日銀のロジックに少しどころが大変厳しいスタンスを取っております(笑)。ロジックで攻められるのは日銀にはむしろ優しいですよ。政治家の理不尽な罵倒、つるし上げに比べれば、まだロジックで争う方が日銀の土俵に乗っているわけですから。金融政策がどうでもよければ、そもそも論評はしません。日銀の言い分を鵜呑みにした別働隊になるのは、実は日銀にとって最大の不幸だと私は思っております。一人ぐらいそういう人間がいてもいいでしょう。ご承知のように、大手メディアの影響力に比べると、このブログの存在などちっぽけなものですから。読者数を比較すると、数万分の一ですから。
Commented by dosanko at 2005-11-29 01:31 x
楽しく読ませていただきました。なんだか、速水前総裁がゼロ金利解除の地ならしをしていた頃に、盛んにそれにのってゼロ金利解除を囃し立てていた一部メディアの論調を思い出してしまいました。当時もそうでしたが、メディアが「日銀の言い分」と想定されるものを自分のパースペクティブで表現すると、妙に戯画化されてしまうのが面白いと思います。

私自身、このたぐいの議論への疑問は多々ありますが、「低金利によって非効率的な企業が延命されている」という根拠からしてとても疑わしいように思います。ようやく景気が上向きかけたことで「本来潰れる必要がなかった企業が潰れなくてすむようになった」という方がよほど真実に近いのではないでしょうか。銀行の融資にしても、これまでは縮小する一方だったのがようやく下げ止まったというところでしょう。現時点でバブルが心配だというのは、風呂の沸かしすぎが心配だといって冷たい湯に我慢しろというようなものだと思います。
Commented by bank.of.japan at 2005-11-29 01:38 x
Nさんへ。日銀を応援したい気持ちは良く分かります。解除に際し、日銀が取るべき道は、実は二つしかないと思います。一つは、昨年初夏に山口泰前副総裁が述べた、きちんとした総括の上での早期解除。もう一つは、植田和男前審議委員の主張しているビハインド・ザ・カーブ路線です。もはや政府のけん制があった今では、信任がかかって引くに引けないところに、追い込まれました。結果うまくいけばいいですが、そうでないと5年前の失敗の教訓が生かされません。今の政策委メンバー、上級幹部など数年でいなくなる連中はどうでもいいと私は思っております。将来を担う世代を思えばこそ、慎重に慎重を期して成功のトラッキングレコードを作って欲しいと切に願っております。ちょっと蛇足でした。すみません。
Commented by bank.of.japan at 2005-11-29 01:57 x
dosankoさん、またフォローいただきまして。日銀の理屈付けが5年前と似てきたことことを危惧しております。先行きの経済・物価情勢に自信があるなら、正々堂々と「物価を安定させ、持続的な経済成長に資するためである」とだけ言えばいいと思うのですが。疑問が多々ある理屈を並べて政策変更できるなら、中央銀行と市場の対話など不要でしょう。政策運営の機軸が掴みにくい中央銀行の行動の予測性は難しく、市場の信頼も勝ち得ません。多くが賛同するエコノミクス的裏づけをぎりぎりまで詰めないと、政府がけん制したとき、市場は味方につかない恐れもあると思います。
Commented at 2005-11-29 03:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by エコノミクス at 2005-11-29 07:31 x
エコノミクス的裏付けなら、やはりインフレーション・ターゲティングみたいなことに移行していくのが、良いのではないでしょうか。CPIの実績値、さらに言えば、過去に言ったことに縛られて、政策を運営するのは、望ましくないのではないでしょうか。
Commented by bank.of.japan at 2005-11-29 10:58
個人的には、あまり賛成ではないのですが、トラッキングレコードが芳しくないと、何らかのターゲティングが求められるのではないかと思います。
Commented by bank.of.japan at 2005-11-29 10:58
「エコノミクスさん、どうも」と付け忘れました。失礼しました。
Commented by システム5.1 at 2005-11-29 14:29 x
本論に戻すと(笑)、記者の資質が問われるかと。ベタで書いてはいけないですよ、やはり。
Commented by 頑張れ日銀 at 2005-11-29 15:55 x
量的緩和からゼロ金利への移行なんて、
中国の人民元改革みたいなもの
大騒ぎする必要なし
馬のくつわに蝿が止まってムズムズする程度
Commented by N at 2005-11-29 21:39 x
昨日は長々と書いてしまい申し訳なかったです。

うーん、けっきょく僕には解除の当否はよく分かりません。
確かに「利息増大が消費を下支える」という話は経済学では聞いたことがないし無理があるという印象はありますね、すいません。

ただ、ロジックといっても特に文章ベースだと結論先にありきの議論はいくらでも可能だし、そのような議論で優れているように見えたからといって、政策の妥当性とは関係ない気がします。たとえばゼロ金利解除の時にロジックが似ているから解除は間違っているという次元の問題ではないのではないでしょうか。
…と言うと、「じゃぁお前は直感で政策を決めるのか」と叱られてしまいますが、せめて理論や数式を明示的に使った議論であるべきだと思っていて、僕にはそれができないのでとりあえず中央銀行の価値判断を正しいものとして推定せざるを得ないといった感じです。

新しいことをたくさん知ることができて良かったです。
皆さんいろいろお詳しいので個々の部分についてもっとお聞きしてみたいという気持ちはありますが、そういう趣旨のブログではないので止めておきます。

ありがとうございました。今後も頑張って下さい。
Commented by 吉岡家一同おとうさん at 2005-11-29 22:12 x
こんばんは。
私自身のブログで経済・金融ネタをヤメにしてしまったので、ご迷惑ながら、こちらのブログでお聞きします。
本論から大きく外れてしまいますが、私の大きな疑問なのです。最近の日銀の政策判断の基礎になっているのは先行きの景気判断な訳で、本石町日記さんは日銀の景気判断部局の力量をどのように見ておられますか?
私は昔はそれなりに立派な経済官庁だったところに就職し、2001年からの中央省庁再編でとても経済官庁とは見えなくなった役所で働いているんですが、今までのお付き合いで日銀の景気判断部局には知り合いもいない訳ではありません。しかし、H局長をはじめとするこの景気判断部局の景気判断はとても怪しいと思っています。
政府では景気判断部局の局長さんは、どうも、民間からエコノミストをお迎えするのが続いており、日銀もそうすべきとは全然思いませんが、日銀が誤った方向に舵を切るのを避けるためには調○統×局にもっとしっかりした景気判断をしてもらう必要があると思うんですが・・・・・
Commented by 机上の「エコノミスト」 at 2005-11-30 01:16 x
吉岡家一同おとうさん様
参事官ともあろうお方が他人様のブログでこうしたことを書かれるのはあまり品のあることとは思えません。
また「『官庁』エコノミスト」と「エコノミスト」を名乗られるのであれば、仮説(「H局長の能力は怪しい」)について、データなどを用いてご自分で検証されてはいかがでしょうか。
Commented by エコノミスト? at 2005-11-30 07:14 x
調査統計局の景気判断と内閣府の景気判断を比べて、前者に軍配が上がるのは、明らかでしょう。内閣府の判断の恣意性には眼に余るものがあります。いずれにしても、問題は、先行きの見通しは絶対ということはありえず、そうした避けがたい事実を踏まえた政策ができるかということだと思いました。
Commented at 2005-11-30 08:21 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by なんちゃって「エコノミスト」 at 2005-11-30 10:09 x
一般人にとっては日銀も内閣府もあまり大差ないし、それよりもどちらももっと明快に説明してくれる方がよっぽどありがたいです。どちらが優れているかはわかりませんが、以下のURLを見ると、日銀の景気判断が拙いとは言えないのではないでしょうか。

http://www.ufji.co.jp/shimanaka/cycle/2005/20050811.pdf
Commented by システム5.1 at 2005-11-30 10:50 x
今回の問題はもっとベーシックなところにあるのではないでしょうか。例えば、いわゆる「3条件」のうち、事実上、消費者物価指数のみを解除の判断基準とし、3つめの条件を反故にしている感があること。また、その消費者物価指数にしても、今後、当面プラスに寄与するのは石油製品価格のみといえる状況に言及していないこと(石油製品、通信料、米などの特殊要因を除いた消費者物価指数(除く生鮮食品)は今年に入ってほとんど変化していません)。そのため、いかにも量的緩和の解除を前提に経済統計を後付け的に解釈していると見られてしまう。ただ、それが真実なのでしょうかねえ。
Commented by dosanko at 2005-11-30 17:19 x
私も、日銀の景気判断の方が内閣府より優れているとは、とても思えないです(内閣府が特に優れているとも思いませんが)。ゼロ金利解除の時に日銀と内閣府(政府)は景気判断で対立していましたが、結果は見ての通りでした。とはいえ、先行きの見通しは絶対ということはありえず、そうした避けがたい事実を踏まえた政策ができるかということだというエコノミストさんのご意見には大賛成です。
Commented by 馬車馬 at 2005-11-30 20:36 x
自分のブログのコメント欄も管理できていないのに人様のブログに書き込むのもどうかと思いつつ一点だけ書かせてください。

>Nさん
金利が上がったときの消費の影響には2種類あります。一つは、金利収入が増えたことによる消費増。もう一つは、高い金利をエンジョイするために当面貯蓄を増やし、将来の消費へとまわすために起こる消費減。この2つの効果が相殺されるために、金利の消費に対する影響はあまり考えなくてもよい、というのが教科書的な答えになります(ただし、期待インフレ率も同時に変化する場合は話が少しややこしくなりますが。その場合は実質金利を考えないといけません)。
Commented by N at 2005-11-30 22:56 x
馬車馬さん、親切に教えて下さってありがとうございます。
ぜんぜん勉強が足りてないですね。無知が恥ずかしいです…
Commented by ef at 2005-12-01 01:01 x
内閣府の参事官であろう御仁が、こんなナイーブな発言をされて大丈夫なのでしょうか?失笑を買うだけですよ?
Commented by bank.of.japan at 2005-12-01 17:37
システム5.1さん、どうもです。フォローありがとうございます。頑張れ日銀さん、解除のマクロ的影響は大したことないと私も思います。心配なのは、結果的にうまくいかどうか。自信があるなら解除する、ないなら慎重に様子を見る、でしょう。
Nさん、コメント大歓迎です。「個々の部分についてもっとお聞きしてみたい」とのこと。お待ちしております。私も十分答える自信ないです(笑)。そういう趣旨のブログでありますので、どうぞ気兼ねなく。
馬車馬さん、ありがとうございます。引き続きご参加を期待します。私だとエコノミクス的な対応はとても無理なので、ありがたいです。

Commented by bank.of.japan at 2005-12-01 17:49
吉岡家一同おとうさん、どうもです。まず、ご指摘の方は私も存じております。2000年8月は別な方が局長でした。それ以降の景気判断ですが、これについては昨年9月に植田前委員が講演で、経済予測の難しさに触れた中で、日銀と民間の予測精度を比較し、成長率については「日銀見通しも民間見通しも大差ない。ごくわずかに日銀見通しのほうが誤差が小さいといえようか」と述べ、インフレ見通しでは「日銀と民間の見通しの精度に大差はない」としていました(詳しくは講演録を参照)。手腕が問われるのは、まさに解除を視野に入れたこれからではないかと思う次第です。
Commented by dosanko at 2005-12-01 21:36 x
思い出しました。前局長はゼロ金利復帰の時に責任をとらされて、前総裁に辞めさせられてしまったのでしたね。その後はどこかの民間企業に再就職されたとかを何かの記事で読んだ記憶があります。可哀想でしたが、総裁と組織を守るためには誰かが責任をとらなければならない以上、致し方なかったのでしょう。
Commented at 2005-12-01 23:11 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ラスト何マイル? at 2005-12-02 00:41 x
システム5.1さんのコメントに同意です。
景気見通しの精度については、民間・官庁・日銀のいずれが優れているのか、人によって判断は分かれそうですが、今回の局面ではそれ以前の問題があるように思います。
本来であれば、日銀内の景気判断部局には、3つめの条件が満たされているかどうかの判断をすべき時期に、(不確かなものに止まらざるを得ないとしても)全身全霊をかけて経済物価情勢についての見通しを示すことが求められるべきであるのに、まだその時期が来ていない段階で、早々に今回の局面での役割を終えてしまったかのように扱われていることがヘンではないでしょうか。
Commented by bank.of.japan at 2005-12-02 01:05
ラスト何マイル?さん、どうもです。まさに「早々に今回の局面での役割を終えてしまった」との“強い印象”を感じたために、後は(解除は)踏ん切りの問題ではないのか、と私は思った次第です。
Commented by システム5.1 at 2005-12-02 07:21 x
ラスト何マイル?さん、ありがとうございます。私の経験では、日銀の景気判断は「平常時」では優れていると思ってます。それが、政策の方向性にバイアスがかかると違ってくるという印象です。
Commented at 2005-12-02 08:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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