人気ブログランキング | 話題のタグを見る
創作の秋を迎えて替え歌です=♪卒業♪ (尾崎豊)
 週明けは「展望リポート」でバタバタし、エントリー更新難しいかもしれないので、頂いていた替え歌を紹介します。「…みたいな。」さん、いつもありがとうございます。創作の秋とのことで、力作でした。BOJオペレーターズの心象風景が目に浮かぶようです。ちょっとホロリとしました…。



♪卒業♪ (尾崎豊)

デフレの影 お金の中 吸い込まれるリスク
マイナスとプラスの金利 現れていた
前場が開き 新館のいつもの席に座り
どんなオペをオファーすべきか 考えていた
ざわめく金先 今 織り込まれるものは
意味なく思えて とまどっていた

大引け後 電話掛け 俺たちはヒアリング
倦怠感 必死に隠し 寂しく話した
流動性と膠着感の 飽和した市場で
手形オペの最長期間 競い合った
退屈な報道 ネタさえあれば
何でも大げさにしゃべり続けた

行儀よく市場追認なんて できやしなかった
委員講演 解除期待煽ってまわった
希望し続け あがき続けた 早く普通になりたかった
信じられぬ政府との 争いの中で
許しあい いったい何 解り合えただろう
うんざりしながら それでも過ごした
ひとつだけ解ってたこと
この緩和からの 卒業

どこかの議長人事に みんな熱くなり
景気がどれだけ強いか 知りたかった
持論だけが必要だと 頑なに信じて
従うとは国策だと 言い聞かした
国会でさえ 強がってみせた
時には市場を 傷つけても

やがて国も回復して 金利上昇と
物価上昇 それだけに心奪われた
リフレでなく インフレ目標を導入しろと言うが
金動かすまっすぐさを 強く信じた
大切なのは何 解除することと
金利目標にすることの区別迷った

行儀よく原則厳守なんて クソくらえと思った
記者会見 解除期待煽ってまわった
希望し続け あがき続けた 早く普通になりたかった
信じられぬ政府との 争いの中で
許しあい いったい何 解り合えただろう
うんざりしながら それでも過ごした
ひとつだけ解ってたこと
この緩和からの 卒業

解除をしていったい何 解るというのか
想い出のほかに何が 残るというのか
企画は誰も縛られた かよわき担当ならば
総裁あなたは かよわき委員の代弁者なのか
日銀のモラル どこへ向かうべきなのか
これからは何が日銀を 縛りつけるだろう
あと何度マーケットと 対話すれば
本当の政策に たどりつけるだろう

仕組まれたインフレに 誰も気づかずに
あがいた日々も終わる
この緩和からの 卒業
底這いからの 卒業

底這いからの 卒業
by bank.of.japan | 2005-10-30 22:46 | 替え歌 | Comments(1)
Commented by 取り残される在校生 at 2005-10-31 09:46 x
参りました...
<< 「尻尾を噛んだ犬」の展望リポート 日銀人材事情=法学部優位という幻想 >>


無料アクセス解析