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まず政策委員会の“高度化”を=考査局のメンツのために
最近、替え歌が盛り上がり、私も調子に乗って作ってみた。タイトルは『青春時代』をもじった『局長時代』。知り合いの日銀マンに感想を求めたところ、「笑えない」と言われたので、公開は断念。やはり、内容がストレート過ぎたようである。感想を求めた彼には悪いことをした。スマン。改めて替え歌の才能がないことを思い知ったわけで、表題に戻る。
 「調節年報」の件は、5月31日のエントリーでも取り上げたが、改めて思うに、この年報はやはり変である。特に、量的緩和を拡大した結果、日銀資産の流動性に問題が生じたとの認識は、民間銀行に照らすと、リスク管理の失敗をぶちまけるようなもの。政策決定がずさんであるかの印象を与える。
 そもそも量的緩和を拡大する際、日銀はオペを多用するので、資産はその影響を受ける。当座預金残高(負債)を増やすのだから、資産もまず増えるし、オペの打ち方は長期化するから、いわゆるデュレーションは伸びるであろう。これは当座預金残高を増やす際の判断として、織り込まれていたはずの現象であり、それを今ごろになって問題視するのは本業でも書いたように「子供が食べ過ぎて腹が痛いと訴える」ような行為であろう。
 民間銀行に例えると、ALM委員会が稼げと指令を出し、現場が保有債券のデュレーションを長期化。その後で、執行部に相当する現場が、デュレーションが伸びた、大変だ、と騒いでいる構図に似ている。「調節年報」がディスクロージャー誌なら、資産の流動性管理に失敗した、と暴露するようなものだと思われる。
 問題は、そんな日銀に民間銀行を高度化する資格があるのか、ということ。金融政策を運営するに当たって、自らのリスク管理がうまくいかないと訴える中央銀行である。日銀にリスク管理を助言されたら、資産の流動性管理がうまくいかないというインプリケーションを与えるのではないか。従って、プルーデンス部局の代表である考査局は高度化路線を実行するに際し、民間銀行から馬鹿にされないためにも、政策委員会およびマネタリーポリシーウィングを高度化しないといけないと思う。どうであろう。
 調節年報の批判記事を書いたのだが、その余波はいろいろある。間接的に“お話をしたい”という意向が複数聞かれた。“お話”の内容は想像つくが、書いてしまったものは仕方がないので、高説を賜りたいと“覚悟”している。
by bank.of.japan | 2005-06-07 00:39 | 日銀 | Comments(6)
Commented at 2005-06-07 22:05
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2005-06-07 22:06
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by …みたいな。 at 2005-06-07 22:06
続いて、「短国ディーラーの悲哀」編
♪かせげ!ディーラーくん♪

毎日 毎日 カーブはぺったんこ
まるまるいちで いやになっちゃうよ
ある朝 ○○局のおじさんと
けんかして 札を 突っ込んだのさ

初めて入れた 100円札
とっても気持ちが いいもんだ
おなかの在庫が 重いけど
GCは安いぜ ビッドも強い

国内投資家 手を振って
100円は買わないと 眺めていたよ


毎日 毎日 供給オペばかり
短期金利が ゼロで底這いさ
ときどき セールスに いじめられるけど
そんなときゃ そうさ 投げるのさ

いちにち 投げれば はらぺこさ
店頭フローが なくなっちゃう
たまには パーでも 仕込まなきゃ
おカネばかりじゃ ふやけてしまう

買い切りオペに 食いつけば
それは単なる 両替だった


どんなに どんなに もがいても
アスク・ビッドが 開かないよ
市況をしらない おじさんが
マイナス・レートに びっくりしてた


やっぱり ぼくは ディーラーさ
値鞘抜けない ディーラーさ
両替商の 看板で
フィーをとりたい ディーラーさ
***
Commented at 2005-06-07 22:07
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by …みたいな。 at 2005-06-07 22:56
本石町日記様、たいへん申し訳ありません。ひとつ非公開にし損ねてしまいました↑。うう・・・。
修行し直して来ます!
Commented by bank.of.japan at 2005-06-08 00:39
大変助かります。お気になさらずに。公開されたものから、紹介していきます。コメント欄にはなかったことにしてやります。
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