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フラッシュ! 汚い現状維持を決定=「また書き」が付いちまった
 少し時間に余裕があるので、フラッシュ連絡。決定会合は賛成多数で現状維持。ただし、「なお書き」の後に目標下限割れを容認する「また書き」がひっつく。調節方針の紙が汚くなりつつある。「なお」、「また」、「さらに」、「一方」、「しかし」…、あぁ、どこまで続くのか。
by bank.of.japan | 2005-05-20 13:05 | 日銀 | Comments(15)
Commented at 2005-05-20 13:10 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 裏ドラ at 2005-05-20 13:19 x
目くらましのオペ対象先拡大までスクープ記事通り。政策委員会は茶番ですか?
Commented by 素人 at 2005-05-20 13:28 x
茶番に振り回される現場は本当に気の毒です。。
Commented by bagehot at 2005-05-20 13:39 x
下限割ったらわざとらしいし、割らなかったら政策委に怒られる?どうであっても限界に近い現場は大変だ。
Commented by bank.of.japan at 2005-05-20 14:13 x
調節方針「ウンコまみれ」との感想。言い得て妙である。
Commented by せみぷろ at 2005-05-20 14:19 x
毎日、金融調節を見てると、ときどき不可解なオペレーションをやっているような気がするときがあります。例えば、議論されていた6月2日って、本当に資金不足を埋める気があったのか・・・、実は最既に一時的な下限割れ容認の決定を織り込んで計画していたのではないかとか・・・。そうでないならば、今日ももっと努力したはず。早ければ、5月30日の国債発行日に30兆円割っちゃうんですかね・・・・。
Commented by 裏ドラ at 2005-05-20 15:42 x
そうですね。今日の短国買入が無かったですし。で、金融経済月報がやたら前月比強気なのは何なんですかねぇ。。。。
Commented by bank.of.japan at 2005-05-20 21:34 x
さすが財務省、見透かしているような。調節方針汚した結果、逆に調節が注目される事態になったので、日銀は手抜きできなくなったような状況に見えます。週明け以降、必死にオペ打ったら笑われるのではないかなあ…。
Commented by 裏ドラ at 2005-05-21 00:39 x
そういえばBNPパリバの島本さんは「なお書き修正をすると却って当預残目標下げが出来なくなる」と指摘していましたが、まさにその展開になるのか、それとも努力しないで恒常的に下限割れ攻撃に走るのか。ちょっと見ものですね。
しかし債券市場が発表後にブルフラットしたのには目を疑いました。
Commented by 裏ドラ at 2005-05-21 00:48 x
上記コメントに補足。最初の反応は何故かブルフラットだったのですが、その後はスティープニングしました。その前に過剰反応していた分の反動があるとは言え、終わってみれば3年ゾーンが一番堅調ってのも違和感ありました。。。。。
Commented by bank.of.japan at 2005-05-21 01:20
個人的にはシャカリキにオペを打つと思うのですが。結果的に楽勝で下限をクリアしたら、何で「また書き」付けたの?という疑問が湧くわけですね。もしかして期待形成のかく乱を狙ったか…。
Commented by ラスト何マイル? at 2005-05-22 00:14 x
なお書き修正はともかくとして、今回の現先オペ等に関する対応は、昔からやるって言ってたことを淡々と実行に移したものだと思いますが、これが「目くらまし」に見えてしまうこと自体、日銀に対する信用の乏しさを表しているような気がしますね。
Commented by bank.of.japan at 2005-05-23 11:22 x
下限割れ容認するのに資金供給を強化するのは支離滅裂。あの某社報道を見て、日銀って頭がおかしくなったのか、と思ったほど。資金供給強化との解釈は“誤報”だったのですが、勘違いを避けるためにリークされた時点で発表をずらす、というのはできなかったのだろうか。姑息な「目くらまし」をまたやった、との失望感も漂うこのごろ。
Commented by 馬車馬 at 2005-05-24 18:52 x
私は以前から「日銀理論」の大半に興味がなかったのですが(当座預金残高関連とか、理解不能なところが多いので)、この際理論が正しいか間違っているか以前の問題として、せめてconsistentであってくれと思いますね。屋上屋を重ねて無理のある理論を積み重ねてきたことにも問題はありますが、それだけではこの不合理(というか不条理)は説明できません。

審議委員はもう対外的にはしゃべらないほうがいいのではないかと・・・某女性委員など、ノイズでしかないコメントが多すぎます(それがまた今回の決定会合の結果の解釈に微妙に反映されたりしますし)。本音として言いたいことがあるのは分かりますが、そういうことはチラシの裏にでも書いてくれと。君たちのコメントは全て金融政策の運営のためにあるのだと。それが出来ないなら黙ってシグナルを総裁に一元化してくれと(総裁自身のコメントにもノイズが多いわけですが、これは当面解決できそうにないので・・・)。決定会合そのものの問題はちょっとどう解決すべきかアイデアがありませんが・・・。
Commented by bank.of.japan at 2005-05-24 20:41 x
同感です。日銀内でも馬車馬さんのような意見が大勢で、だから戸惑うわけです。やはり人の切れ目が政策の切れ目になった面もあるようで、量的緩和の初期に関わった人間ほど筋論を展開している印象が強いです。審議委員のノイズは個性もあるので、何とも言いようがないですが、議論の時間軸を整理すれば解決するような気が。これは別途エントリーで書いてみたいと思います。
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