人気ブログランキング | 話題のタグを見る
きれいな現状維持 or 汚い現状維持
本日午後、決定会合が終了。結果発表は多分1時から2時ごろ。
予想と感想
・ただの現状維持ならきれい。拍手パチパチ、というか当然の結果。
or
現状維持だが、何かくっ付けば汚い判断。ただの現状維持でも、総裁が会見で下限割れ容認するならこれも汚い結果となる。本業ではいろいろな角度で批判記事がシリーズ化する見込み。ネタ在庫の意図せざる積み上がりが発生するので、忙しくなりそうだ。
or
残高引き下げは想定せず。政策委の逆噴射、逆ギレはないとは思うのだが…。

なお、本日午後は結果次第ながらもかなり繁忙になるため、エントリー更新できるか不明。その点はご容赦を。
by bank.of.japan | 2005-05-20 11:33 | 日銀 | Comments(4)
Commented by yh at 2005-05-20 11:58 x
話は飛びますが、量的緩和解除後の政策のイメージってどんな感じなのでしょうか。従来のゼロ金利政策を継続、それともデフレ脱却で段階的な利上げモードに突入?
Commented by bank.of.japan at 2005-05-20 12:29
「解除」は人によって概念が違うのですが、日銀的にはCPIがプラスになるまで、量を操作目標とする金融政策(量的緩和)を継続。CPIが安定的にプラスになれば、金利操作に復帰(多分無担保コールオーバーナイトは0.25%前後?)。そこから先は物価・景気次第。ただし、このシナリオには財政事情は考慮していません。
Commented by yh at 2005-05-20 15:40 x
ご回答ありがとうございます。操作目標が量から金利へ変更になる時は、ゼロ金利政策も終わりということですね。
Commented by bank.of.japan at 2005-05-20 21:51 x
yhさん、どういたしまして。蓋然性はかなり低いですが、量から金利に移行する際の暫定措置、または利上げが難しい場合の妥協措置として、「なお書き」を外したうえで所要準備プラス郵政公社預金の残高をターゲットとした量的緩和もあり得ます。この場合、無担保コールオーバーナイト金利は0%とロンバートレートを上限としたバンドをスネークして推移することになります。あくまでも私の想像ですが。
<< フラッシュ! 汚い現状維持を決... 日銀マン、目下の関心事は… >>


無料アクセス解析