デンマークの生活より
「普段も仕事を余りしないヨーロッパ人が金曜日の午後になるとさらに仕事をしません。 金曜日には大体の会社でフライデーバーなる社内のバーが解禁になり、ビールとワインが飲み放題です。たまにはと思い、私も降りていき(うちは階下にあるので)、ジョインしました。そこでデンマーク女性と結婚したアルジェリア辺りの出身と思われる多少色の黒いフランス人男性と話をしました。 『どうやってデンマークに来たの』から大抵話が始まります。 パリで、その彼女と知り合い、まだボーイフレンド・ガールフレンドの関係の時に、92年のクリスマスをデンマークの彼女の家で過ごすために、車でパリからコペンハーゲンまでやってきて、チボリ公園の前で車がエンコし、警察に車が持っていかれ、書類がなかなか進まず、そして4日間いる予定のデンマークに3週間いて、気に入り、最終的に、デンマークに住みついているそうです。 『どうしてそういうことができるんだ』 というのが我々日本人の素直な感想です。パリの大学でそれなりのことを勉強すると、欧州では通用するわけで、日本の学歴とは一体何なのだとも考えさせられました。 我々、農耕民族にはやはりこの様な幅広い移動の観念は天から与えられていないのでしょうか」 カジュアルフライデーごときでは甘いわけか。だが、金曜日の午後にディーラーの方々が酔ってしまうと、われわれの取材が困ってしまう…。 労働力のモビリティは人口減少を機に移民を受け入れ、ある程度多民族国家になっていけば解決するのだろうか。北京、上海、台北、ソウル、香港、マニラ、シンガポールを転戦していく。ちょっと想像がしにくい。いずれにせよ語学が問われ、私の出番はなさそう。
by bank.of.japan
| 2005-02-07 11:00
| 欧州便り
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