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量的緩和の説明責任
について日経金融BOJウォッチャーが取り上げている。
結論は既に山口泰前副総裁が言っている(効果がない、と)。
問題は、デフレ脱却が不透明なうちに結論を言うと、次に景気が悪化したときに演技的にせよ、打てる政策がなくなってしまうことだ。最近会った幹部らは景気はともかく解除条件の達成には懐疑的。福井総裁の任期中は絶望的ではないか、との声すら聞かれる。
 本音を言うのは簡単だが、現実の世界で揉まれていく日銀としては、空虚ではあるが、政策演技するための手段を必要としている。これを前提にすれば、今後検証リポートが出る場合にどのような内容になるかは想像がつく。量的緩和に「何がしかの効果」を認めることだ。
 そのようなものが出た場合、山口氏に感想を聞いてみると面白いかもしれない。根回しされていたら意味がないが…。

 
by bank.of.japan | 2004-12-29 11:26 | Comments(2)
Commented by 胸突き八丁 at 2005-01-07 10:20 x
日銀に戻った偽造紙幣。これって、量的緩和に対する市中銀行の意思表示でしょうか。それとも単なる通貨の堕落でしょうか。
Commented by bank.of.japan at 2005-01-07 10:36 x
目には目を、偽緩和には偽札を。
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