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“包括緩和”を決定=金融緩和のガラケー的発達
 日銀が本日の決定会合で金融緩和を決定。声明文&会見では「包括緩和」と称された。思いつつままの雑感は以下の通り。余裕があればメルマガ(臨時)でポイント的な解説を行う予定です。

・緩和演技としては期待以上。いろいろなパーツを盛り込んできた
・総裁も会見では「教授」にならないように慎重に答弁
・金融市場(金利系)に一番効くのは「時間軸」の強化。(実質)ゼロ金利を永遠なれ…の感
・政策金利はバンド誘導。FRB方式。変動させれば市場機能はちょびっと生きる
・信用緩和部分と量的緩和部分をバーチャル基金化
・幾つかの点で一線を飛び越える
・また43条ですか(そして、ここでも一線越えたところあり)

 総評。外野がうるさいので、幾つかの武器を同時に装備した感があり。しかし、理屈を練って、オペをひねり出すオペレーション能力は相変わらず高度。結果的には、一般の方々にとっては、ロジックが複雑・怪奇化し、まあ金融緩和のガラケー的発達であります。量的緩和と信用緩和を合体した「包括緩和」のネーミングがいまいちなので、『ハイブリッド緩和』っていうのはどうだろうか。新CE2とか?
by bank.of.japan | 2010-10-05 20:28 | 日銀 | Comments(5)
Commented by 頑張ったと思います at 2010-10-05 21:20
今回、新型のオペの拡充とか出たら驚きというかガッカリでしたが、さすが日銀のエリート集団が出した結論だと感じました。基金残高ターゲットみたいに残高が際限なく増えて行くかもしれませんが。当預の付利金利の維持だけは白川さんの意思なんでしょうか。優秀なブレインが居て、白川さんも良かったですねぇ
Commented by walrus at 2010-10-05 22:35
この時間軸が次回FOMCにおいて凌駕されることはないでしょう。しかし、物理的に米国の金利低下余地が大きいのも事実です。ドル円が時間軸格差に反応するかどうかが当面のポイントとなりますが、米国構造調整遅延を踏まえると、前途多難ですね。一応、先見的時間軸へのコミットが先見的なスタイルをとっていること、バブル警戒条項付きになっている点においてアップサイドリスクへのヘッジがかけられていますが、欧米の歴史的信用バブルという援軍をもってしても実現しなかったCPI安定的1%が欧米が10年を失う中で達成できる見通しがたつでしょうか?来年にはcpi基準改定もあります。政治家の睨みも激しさを増すでしょう。永遠なる時間軸に一票。
Commented by yutakarlson at 2010-10-06 09:22
日銀総裁 景気の下支えに全力―【私の論評】これは、あくまで下支え真打ではない!!

ブログ名:「Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理」

こんにちは。白川総裁は、さまざまな金融緩和強化策をパッケージで打ち出し、金融緩和の効果を最大限に発揮させようと考えているようですが、これはあくまでも、景気の下支えにしかならず、景気回復の真打にはなりません。これに対して、民主党の主だった面々は、一様に賞賛しているようですが、日銀がこうした対策を打ったのですから、それでも、いつまでたっても経済が浮揚しなければ、今度は日銀を槍玉に挙げることもできず、自分たちの無能を白日にさらすであろうことを気づいていないと思います。というより、もうすでに白日のもとにさらされていることが、さらに一層引き立つということなります。詳細は是非私のブログをご覧になってください。
Commented by 飛車 at 2010-10-06 22:04
今度こそ、景気回復時に「インフレ予防措置」なんて理屈での利上げをしませんように。CPIで1%以上を維持してちゃぶ台。
Commented by karu at 2010-10-06 23:22
最低限のアナンスメン効果でしかないでしょうな。しかし5兆円とかひと桁違うでしょね。ハイあとは、タバコで儲けた金で減税しかのでしょ。ところでBISで決着した話がまた20Gでてくるってまた欧米の陰謀かい。どうしても相対的な優位を保したい欧米欧米金融機関の最後のあがきか。で。日本のメガがそうなったら公的基金(こういうよバカばマスコミが国民の血税というのでやめたほうがいいが)を米国と同じようにいれればいいだけのことですよ。その後の展開でまーメガの経営者の金融当局も自分にかわるような人材がいないのはわかったので(ばかマスコミがいった外資もK村もだめ)、安心して公的資金注入です。
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