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最近の調節事情(自分用メモ)&総裁講演
 たまたま調べ物があったので、ついでに自分用のメモとして最近の金融調節情勢を示すデータを。今年に入ってからの金融調節は、全体として新型オペが増加する一方、その他のオペは減少している。当座預金残高をあるレベル(かなりの幅あり)で推移させる中、新型を増大させると、その他オペは減らさないといけない。まあ、そのしわ寄せ度合いの数字。上から順に1、2、3月の末残(単位億円)。

・新型オペ
 64113
 96198
104194

・新型除く共通担保(概算)
20兆
24兆
20兆弱

・CPオペ(現先)
27362
23539
19867

・国債買い現
36029
40034
30039

 インタバンクの資金需給は財政・銀行券等要因で振れるので、末残比較では波が生じるが、まあ全体としては新型が増えてその他が減る格好。今後もこの傾向が強まると思われる。全体の供給残高一定だと、新型とその他の入れ替えが進む。まだ5兆円もある特別オペはゼロになり、CP買いオペは3000億円ぐらいに墜ちるのかな。新型と非新型(普通の共通担保)でいいんじゃないかな。国債買い現減らすとレポ金利はまだ上がるだろう。意図的に資金偏在を作って、偏在間の市場取引を形成する市場機能維持(見かけ上の)。

 白川総裁がニューヨークで講演した。会場は恒例のジャパンソサエティかと思ったが、the Economic Club of New Yorkという伝統あるクラブ。日本人では初めてではないか、という声があった。歴代スピーカーも大物が多い。バーナンキ、トリシェなど。どういう経緯があったのか興味深い。
 講演内容は、白川節の炸裂(相当に気合いが入っている)。何となくだが、コーンFRB副議長のこの間の講演(セントラルバンカーへの課題を述べたやつ)を意識したものではないかと感じた。
by bank.of.japan | 2010-04-23 22:27 | 日銀 | Comments(0)
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