ご無沙汰しておりました。なぜか金融政策の辺りが騒がしくなってきたので、簡単に雑感を。と言っても、特にはないのですが、まあそれでは身も蓋もないので、思うところを幾つか。
・ポリティカル・コミュニケーション・ツール そんな感じに金融政策運営のフェーズが変わった、ということであろう。これは去年12月から始まったことで、騒がしくなるのが少し早いかな、という印象。もとより、対話先は市場ではないので、市場(その先の経済)を見ていても解はない。過去何度か、こういうフェーズはありましたね。堂々巡りがまだ続いております。 ・で何をするのか。 さあ。テクニカルには、新オペの3ヶ月を6ヶ月にするとか、これだと今の規模・頻度を維持すれば、それだけでオペ残倍増。「広い意味での量的緩和」の強化。期待値が高いのは輪番の増額。あと演技じゃなくて実効性の高い方策は、個人的にはアイデアはあるけれども、日銀、それにも増して財務省、場合によっては外務省、もしかしたら米国がノーでしょう。なので、とりあえず書くのは見送る。 ・で、やるの? さあ。いったん見送って市場ボラを上げる(そんなには上がらない)という楽しい手もあるが、そのリスクを冒す意味はあまりないかもしれない。マーケット的には、一つの材料が浮上してきたので、やる・やらないでトレードするしかないですね。もちろんインタバンクは素通りしますが。 ・その他 一連の騒ぎでもっとも驚いているのは白川総裁かもしれない。ちょうど海外に出張していたときであろうか。いきなり報道が出たので「えっ!」と思ったかもしれない。まあ、どの中央銀行も昨今はポリティカルに翻弄されているので、日銀だけが苦労しているわけではないと思う。バーナンキ議長なんて出口政策は全然急ごうと思っていなくても諸事情で「バーナンキsan」と呼ばれてしまう状況だし。 それにしても政治情勢、前進しませんね。いろいろ消耗戦続くような印象。どうしてこういう状況になってしまったのか。個別に頑張るしかないです。とりとめないですが、こんなとこで。日々はもっぱらツィッター方面に出没しております。
by bank.of.japan
| 2010-03-10 01:53
| 日銀
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Comments(2)
~記事より~
日銀は追加の金融緩和策の検討に入った。4月にかけて本格的に協議する。「期間1年以下の短期金利」の低下を促すことを軸に資金供給手段の拡充などを話し合う。消費者物価の下げ止まりが鈍い為、企業や消費が慎重になるリスクがあると判断。デフレ進行で再び景気が悪化する事態を防ぐ為に、機動的に動ける態勢を整える。 日銀は3月16日-17日の金融政策決定会合で本格的な議論を始める見通し・・・ 日銀の追加金融緩和期待が盛り上がり、やや円安に振れています。本石町さんはコメントを避けておりますが、本当のところ、日銀の本音はどうなんでしょうか? Liborは円金利が決して安くないことを示しており、まだまだ、日銀には緩和余地があるように思われますが、尚、一層の緩和を促し、Liborをドルやスイスフランを安くすることは技術的に困難のでしょうか? それとも技術的には出来るけど、本音は円高容認なので、わざとしていないのでしょうか?
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コメントは会合後にでも。
tibor liborは低下余地はありますね。じりじり下がるのではないでしょうか。特に前者は。なお、私は短期の金利が為替に大きな影響与えているとはあまり思ってはおりません。
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