いろいろ解説しようと思って、それなりに記事を書いていたのだが、まあ技術論をこまごま書いても「寝言」の度合いが強まるだけ(苦笑)でありましょうし、この日銀の体制を生んだのが今の政権でもあり、願わくばこの政権と中央銀行の間で高度な政治判断に基づく以心伝心があって欲しいとは思うが、この親(政権)と子(中央銀行)の関係を推測するのは、なんだかよく分からない不思議な世界でもあり、私の手には余るので、日銀の判断には「グッドラック」と言う以外にはあまり何もないよなあ、と思う次第です。
普通の感覚からすると、隊長のこのエントリーになるのだと思います。 会見で一番印象に残ったフレーズは、「白川先生」の一言でした。 たかがオペごときで消耗するのはかなり不毛なことなので、まあ適当にお付き合いするのが一番いいのかもしれない。 それにしても、民主党の先生方にはさほど広くは聞いていないのだが、この日銀の体制を生んだのが自分たちである(親である)という意識はどれぐらいあるのだろうか。これは個人的な感想だが、「武藤体制」であるなら、こういう騒ぎは間違いなく起きてはいない、と思う。 総裁会見後に日銀某氏と某紙ベテラン記者が話し込んでおり、ちょっと首を突っ込んだら総裁が言っていた「包括的に判断する」の「包括」をめぐって意見交換されており、私もそれなりの解釈を披露し、これには某紙ベテラン記者も同意。そこで「そのような解釈で記事をお書きになったらよいのではないか」と提案したら、やや迷った感もあり、「日銀心と秋の空」ではないが、時にはこの中央銀行はハシゴ外すこともあるから要注意よ、と忠告しておいた。これは冗談ではなく本気ですよ。Sさん。 それと、津村先生、凱旋出席おめでとうございます。色々な思いもあって日銀を飛び出し、こういう形で古巣の最高意志決定会合に戻ってくることになったのはかなり感慨深いのではないかと思います。日銀の判断が狂わないように適切なご意見を述べられることを期待しております。 最近ツィッターに傾斜しており、呟きの羅列的なエントリーになってしまった。興味ある方はツィッターへどうぞ。呟きが楽でよいですね。まあ、そのうちまとまったエントリー書きます。
by bank.of.japan
| 2009-10-14 21:59
| 日銀
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