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雑感を幾つか
その①CalculatedRiskの「Krugman: Reappoint Bernanke」より。
 バーナンキ議長の続投について、クルーグマン教授は強力に支持する一方、スティグリッツ教授はそうでもないようだ。
・クルーグマン教授の言い分 危機対応に出遅れたが、その後のFRBを市場機能維持のラストリゾート化させる対応は本当によくやった。続投する権利はあるじゃないか。
・スティグリッツ教授の言い分 (続投は)うーん、難しい問題だ。(議長交代は)ちょっと考えるべきかもね。

その② 同じくCalculatedRiskの株価チャートより。
 過去のクラッシュ相場と現在を重ね合わせたものだが、今のところをピークに恐慌時のチャートに沿っていくのではないかと不安だ。どうですかね。

その③ 白川総裁の中国での講演
 最後の「結び」のところがなかなか。でも、私は最近のクルーグマン教授の見解にはかなり共感を覚えるのだが。この部分にバーナンキ議長が出てこないのは非常に興味深いです。

その④ 野村総研「金融市場パネル」(影の政策委)の第三回より。
 東短リサーチ・加藤さんの発言。
 「経済メディアであっても、矢継ぎ早に出される政策対応の解釈に混乱している。FRBの政策を『量的緩和』と紹介した翌日にBernanke議長が講演で『量的緩和とは呼ばない』と否定したケースもあった」
 “経済メディア”の現場記者は、少なくとも会った限りにおいては混乱はみられず、むしろ非伝統的手段は良く理解しており、それがなぜ混乱したように見られてしまうのかは、恐らくは編集プロセスの途中における何らか(何者か)の判断によるものかもしれない。何となく事情は察せられます。現場はどこも大変ですね。
by bank.of.japan | 2009-08-12 19:58 | FRB&others | Comments(19)
Commented at 2009-08-12 20:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by asd at 2009-08-13 00:26 x
中国公演の結び、総裁の感情的なコメントに思わず苦笑いです。
しかも謙虚さと言ってる割には明らかに上から目線ですよね(笑)
Commented by かる at 2009-08-13 00:35 x
やつぎ早に失礼します。こういう経験は取材される側として、ヨークあることで、マーケットコメントをもとめられ現場記者に「こういう背景があるので、今回はいつもとは違う対応となった」といった後、翌日の新聞には、その対応のみが載せられます。その後犯人探しで「そんな馬鹿なこといったんすか」の関係者からの対応に追われ、頭にきてその記者にクレームすると「編集主幹がカットしました。」で終わるのです。ハイ
Commented by PK at 2009-08-13 07:18 x
戦前の日本と同じで、マスゴミが政治に口先介入だけでは我慢できなくなって直接介入してきた。
これで、日本国は、はいサヨナラ。
地元に密着していた分、土建政治のほうがまだマシ。
ほんとうに嫌な世の中になった。
戦争は、奇麗事を言う連中が必ず起こす。
Commented by gaku at 2009-08-13 07:36 x
白川総裁の講演の最後の結びは、外部のエコノミストを皮肉ったところなんでしょうが、当時は日本をデフレ下で流動性のわなに陥っていると解釈しての提言であり、現在もしくはちょっと前の世界経済の状況とは違うフェーズだと思えるのですが・・・日銀内部では当時の外野の声がよほど頭にきてたのでしょうね。
Commented by PK at 2009-08-13 07:58 x
一番大きいのは、敗戦国だから。
二番目には、左翼思想の蔓延と批判的思考の欠如
この二つが大きな理由で、企業や家計の適応と調整のための時間を、政治が稼ぎ出せない。言いなりで押し切られ、過度の負担を掛ける。
はっきり言って、人種差別や植民地主義は、白人の本性として残っている。
これに対して、民主党で当たるのかと思うと情けなくて涙が出る。
まさに鬼畜米英に対して、竹槍と精神力で立ち向かうようなものだ
Commented by 通行人 at 2009-08-13 15:41 x
白川株が大暴落ですね。
Commented by 通りすがり at 2009-08-13 16:32 x
どうしてですか?理由を書くように。
Commented by 通りすがり at 2009-08-13 16:43 x
大暴落したのはFRB株だと思うんですけどね。それはさておき、本石町さんは以前からポールソン氏に批判的だったと思うのですが、In Fed We Trustという本では金融危機に対して実際の決定を下したのはFRBの4人であったことが書かれているそうです。この本を読めばまた評価が変わると思うのですが。
Commented by 通りすがり@東銀座 at 2009-08-13 18:48 x
白川総裁講演、メチャおもしろかったです。クルーグマンは脚注で事実上「名指し」したんですから、「日本銀行が行うべきことは、高めの目標インフレ率を設定し、その目標を達成するため、実物資産を含めてあらゆる資産を購入することだけである」の後に、しっかり出典を明記してもらいたかった(Fedのホームページにあります)。でも「セントラルバンカーは他国のセントラルバンカーを批判しない」が鉄則ですから、このあたりが精一杯。ま、だからおもしろいんですよね。
ところで、日銀総裁(その他政策委員も)の講演テキストが、数日後に公開されるのはなぜなんでしょう。今回の場合は、邦訳に時間がかかったのかもしれませんが、日本語の講演でもそういうことがあるようです。それに、英文をそのまま載せてもいいわけで。ちょっと違和感あるんですが…。
Commented by bank.of.japan at 2009-08-14 00:24
非公開さん、どうもです。まあ、ご指摘のようなことはありがちです。現場はどこも大変です。

asdさん、どうもです。そういう受け止め方もあるかもしれません。

かるさん、どうもです。ご指摘のようなことはときどき聞かれます。困ったことです。

gakuさん、どうもです。認識の違いによる面はあるかもしれません。内部では色々な声がありました。

通りすがりさん、どうもです。参考になる情報、多謝です。リーマン法的破たん容認の実質的な判断がFRB側によるものだとすると、評価は下がります。

通りすがり@東銀座さん、どうもです。ある種の配慮がうかがえて面白い講演であったと思います。講演テキストの公表は、日本語の場合は基本は講演終了と同時でありますが、数日後になるケースも稀にあるかもしれません。
Commented by 通行人 at 2009-08-14 01:28 x
あの「結び」を読めばわかるじゃないですかw
Commented by 通りすがり at 2009-08-14 14:06 x
?抽象的にでなくもっと具体的に指摘してほしいのですが?誰からみての評価がどのように下がったのですか?
Commented by 通りすがり at 2009-08-14 14:51 x
すみません、空気読めなくて(笑)
でも、やっぱり具体的に指摘してほしいですね。
政策面についてなのか、大人の対応についてなのか判別できないので。
Commented by 一読者 at 2009-08-14 16:51 x
子供の喧嘩じゃあるまいし、やぶ蛇になることが明らかなのにああいう「結び」を書いてしまう了見の狭さが、もともと高い訳ではない日銀株への評価をますます低めてしまうというご指摘ではないでしょうか。昔の外野の批判がしゃくに障ってどうしても一言皮肉をいいたかったというところでしょうが、そんなことをするより金融政策でちゃんと結果さえ出せば外野の批判など自ずと雲散霧消すると思うのですが・・・。クルーグマンが知ったら反論は必至でしょうし・・・。
Commented by 通行人 at 2009-08-15 00:30 x
言いたいことは言ったのでしょうけど、中身が何もないですよね。あれ。
学者的な人とは思えない典型的な自己正当化にすぎません。
しかも他者を攻撃している。
成果も出さずに良く言うよというのが偽らざる感想です。

具体的にとおっしゃいますが、具体的に批判すべき内容すら無いでしょ。
Commented by PK at 2009-08-15 07:06 x
ほんとにリフレ派はどうしようもない。
親玉は無税国家という形で理論的可能性に含みを持たせて逃げ道を確保してるのに。
なぜ、目の前の事実を見ないんだろう?

事実上ゼロ金利で、国債と預金が両建てでどんどん増大している。

これが事実なんだから、それを説明して、かつ、その次の変化を推論して、その推論に対して評価をしてみないと。

高卒の人間でもできることなのに。
Commented by 通りすがり at 2009-08-17 11:28 x
バーナンキが知ったらどういう反論されるのですか?
Commented by 通りすがり at 2009-08-17 12:04 x
どういう中身だったら満足されるのですか?そういうのは学者的な人でなくて学者がすることだと思うんですけどね。あの程度なら攻撃といえるのでしょうかね。今まで言われたい放題だったんですから。ジャンク発言(もしくはそのように解釈されたこと)でバーナンキ株は暴落したのですか?ネットでは賞賛の嵐だった気がするんですが・・・
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