追記 日銀は人事の内示が出たようだ。来週、発表らしい。中堅クラス、支店長含めていろいろ動く感じ。各機関・組織(公的含む)のBOJ担は要チェックのこと。
金融政策の技術的解説に邁進するアトランタ連銀ブログがFF金利の興味深い動きを解説していた。「A funny thing happened on the way to the federal funds market」である。準備預金の付利に関する対応と、それによるFF金利への影響を解説しているのだが、FRBはできれば政策金利を誘導目標の上限(0.25%)に高め誘導したいのかな、と思った。 同エントリーによると、準備預金制度(Regulation Dと言うらしい)の一部が変更された。具体的には、一部の金融機関は過剰な準備預金を積む口座が持てるようになった。これは、資金がFRBの負債で運用されるため、FF市場にとっては需給のひっ迫(金利の上昇要因)となる。実際にFRB負債に動く資金量はわずかだが、ブログは「That’s good news for closing the deposit/market rate spread」(準備預金の金利と市場金利が縮小するよいニュース)と評していた。 FRBの誘導目標は0-0.25%のレンジ。ただ、準備預金の付利水準は0.25%で、これが本来は市場金利のフロアとなる。で、そのまま政策金利になる。下限をゼロにしたのは、準備預金付利の恩恵を受けられない金融機関が短期資金をFF市場に放出するので、需給によってはFFがドカッと下がる可能性もあったから。つまり、ピンポイント誘導ができないからレンジにした、と受け止められる。 一方、Regulation Dの変更では、連邦住宅貸付銀行(FHLB)が準備預金で利息をもらえなくなった。ということは、短期資金は市場に放出されてFF金利の低下要因となる。エントリーは、両方の要因を分析したものだが、前述の評とか参考にすると、やっぱりFRBはFFが0.25%に近い方がいいようである。それにしても細かい分析で、ますます日銀みたくなってきたなあ(笑)。 連邦住宅貸付銀行(FHLB)は本来は準備預金を積んでFRBの負債で運用するのは禁じられているらしい。「Technically, the FHLBs, like other government-sponsored enterprises, are ineligible to earn interest on their own reserve balances held at the Fed」と書いてある。政府系金融機関が中銀負債で汁を吸うのはタコ足的で不健全という発想があるのでしょうね。じゃあ、日本はどうなのよ、と思った。そのうち本件も書くかも。
by bank.of.japan
| 2009-07-06 21:31
| FRB&others
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Comments(2)
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
↑さん、どうもです。知り合いもかなり動くようです。誰がどこに行ったか、しばらく確認の日々が続きそうです(苦笑)。
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