『また書き』付ける日銀、スワップを使う財務省。いずれも対マーケットのオペレーションは…。政府ALMをあざ笑っていた日銀だが、『また書き』でチャラになったのでは。共通するのは、財務省と日銀の現場が悲哀を味わうことだろうか。前線部隊が不毛なオペレーションの犠牲になるのは今も昔も変わらない。日銀マーケットオペレーター(注)と財務省スワップディーラーの健闘を祈りたい。
注)福井総裁は会見で、金融市場局の調節部隊のことを「オペレーター」と呼んでいる。この呼称を調節チームがどう受け止めているのか、今度聞いてみよう。
by bank.of.japan
| 2005-06-30 12:38
| マーケット
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Comments(6)
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walrus
at 2005-06-30 15:38
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「めくそはなくそを笑う」
制度を作ったら必ず実績を作るという役所の慣習。 スワップもまた書きもわずかな実績とともに完全形骸化する流れがみえます。
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walrus
at 2005-06-30 16:27
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敢えて日銀の肩を持てば、また書きが財務省圧力に苛まれての決定だった(日銀は減額したかった)のに対し、スワップは政治圧力フリーの状態での「純粋痴呆」であったといえるかもしれません。
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bank.of.japan
at 2005-06-30 18:19
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厳しいご指摘。では、私は敢えて財務省の肩を持つとして、スワップをぶち上げた後に戦略の間違いに気付いて戦線を大幅縮小する見識があったのは救いかも。しかも、日銀がフロント事務への関与を拒否する中で、たった3000億円のために自力で実行段階にたどり着いた能力はスゴイ。恐ろしく優秀な人間がいるのでしょう。
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…みたいな。
at 2005-07-01 01:55
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スワップよりも「流動性供給入札」の方が、実績→形骸化の可能性大・・・と、思ってますけど。どうなんでしょう?
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at 2005-07-01 01:58
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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bank.of.japan
at 2005-07-01 19:21
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流動性供給入札は知り合いも形骸化を憂慮していました。日銀の貸し債スキームのようなものでしょうかねえ。
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