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「量的緩和解除でクレジット活性化」とは言っても
現時点では単なる願望に過ぎないだろう、と思いながらこれをテーマにした某社リポートを読んでいたのだが、ちょっと暇でもあったので書いた方に電話。そうしたら、お互いに愚痴のこぼしあいとなり、けっこうな長電話となってしまった。クレジットアナリストやボンドアナリストとのやり取りは、あまりにもやりようがない現状に対する諦観気分が相乗的に感応し、まさに諦観のスパイラルに陥りやすい。虚しいとは思っても、たまには「べき論」をぶちたい気持ちは良く分かる。量的緩和は実質的には民間信用ではなく、最も債務を背負った政府信用を支えているのが実情であるとした場合、解除は絶望的にも思えるわけで、この手のリポートは内容はともかく、書き手の心情にシンパシーを感じるわけである。
by bank.of.japan | 2005-02-08 12:16 | Comments(0)
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