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米地区連銀のブログがあった=日銀もいかが?
 お馴染みの金融経済ブログ「CalculatedRisk」経由で、「macroblog」というブログを閲覧してみた。このサイト、経済系ブログでは関連サイトの一覧に乗ったりしていて存在は知っていたが、今日たまたま見てみた。「Contraction, not tightening」というタイトルに惹かれたのである。
 これは「FRBは量的引き締めをやっている?=欧米ブログより」に関連したもので、まあ続編ですね。最初は、どこかのマーケットエコノミストが「Economist's View」に相乗りして、FRBのB/S動向に関する勘違いを同じノリで正そうとしているのかな、と思って読んだのだが、それにしては解説が妙味に丁寧(グラフ付き)なのが気になった。この丁寧さ、何だか白川ゼミ的な雰囲気があって、市中のエコノミストらしくないなあ、と感じながら改めてサイトをしげしげ見たら、左上に「Federal Reserve Bank of Atlanta」のロゴが…。あらびっくり、アトランタ地区連銀のブログでありました。ブログからブログに直接飛ぶと気がつかないですね(苦笑)。
 「macroblog」は、CalculatedRiskの右側下にリンクがあるので、そこから飛べばいいのだが、アトランタ連銀のホームページでは右上に「Quick Picks」というコーナーがあり、そこに乗っている。筆者は、同連銀のSenior Vice President and Director of Research(調査統計局長みたいなものか)であるDr. David E. Altigを筆頭とするエコノミスト陣である。日銀の人に聞いたら、Dr.Altig(アルティーグさん)はかなり有名であるらしい。他の連銀サイトをちょっと見てみたが、ブログがあるのはアトランタだけのようである(違ったらご指摘を)。
 さすがにコメント欄は承認制となっているが、連銀ブログはコミュニケーション上はプラスになるのではないか、と思った。日銀もいかが? 本店は無理でも金融研究所とか大阪支店とかどうですかね。個人的には「企画局長ブログ」を期待しますが…。
by bank.of.japan | 2009-02-13 22:08 | FRB&others | Comments(11)
Commented by 小野(東京都港区) at 2009-02-13 23:31 x
2つまえのエントリの話題のようかもしれず誠に申し訳ありませんが、「無利子国債」、それどころか
「政府紙幣」なんてこともしほんとうに実施して、日本以外の各国政府はもちろん各国中央銀行は、
なんも文句1つ言わないものでしょうか?(今各国対応に追われ=各国中銀、とか
自国優先自国産業保護躍起=各国政府などはむろんべつとして・・・。)なによりも、
「各国強調しての金融政策や金融的対応」などということも、
今後はなんだか「いぶかしがられて(?)」しまって、各国から躊躇もされかねないんじゃないか、
なんて風な事も(汗)・・・・・政府紙幣については、間違ってるかもしれませんが、確か、日本の
明治初期の「太政官札」位しか無い、古今東西その位しか例も無かったんでは??「G7」と
このエントリの「アトランタ地区連銀の(ブログ)」などで、ふと以上の様な事思い浮かんでシマッタ。
Commented by Non日銀 at 2009-02-14 12:02 x

アトランタ連銀ブログについて・・・

FRBが米国政府、議会の要求に応える必要性。そのための運用戦略。そして、テクニカルな効果と整合性の議論になる・・・

そこで興味深いのは・・・

credit conditions for households and businesses.
(焦点は家庭とビジネス部門の与信改善、つまり、「米国の消費の回復」の必要性)

the provision of dollars to foreign central banks
(外国中銀へのドル供与、つまり、「世界恐慌の防止」の必要性)

信用市場関連であれば、B/Sのcontractionは問題ではないという意見も紹介されています。

ノーベル経済受賞者が40名以上もいる米国なので、理論的裏づけはあるかもしれないが、理論にかまっていられない状態でもあると思います。

Commented at 2009-02-14 12:44 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2009-02-15 09:44 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 小野(東京都港区) at 2009-02-15 23:49 x
中川「財金逆戻り」大臣さんがG7でなにやらどうやらとやたら騒がれてるようですが?
政治家お得意のまたいつもの「なんらかのサイン、ポーズ」に過ぎないかもしれませんが。
(小泉さんの先日のあれも私なんかまたいつもの自民党お得意何らかの「マッチポンプガス抜き」か?と)
肝心要の経済金融より騒ぎ大きくなってる様な気もしたものでツイ(また)投稿してしまいました!m(__)m
御同行の日銀の皆さんも大変「大変だった(?)」かもしれませんね・・・ぁ・・・財務省の皆さんも??失礼っ
Commented at 2009-02-16 00:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 小野(東京都港区) at 2009-02-16 12:27 x
中川氏は「本気でG7ナメてた」んとちゃうやろか。「これまでの恨み(?)海外金融当局も民間もまとめて思い知れ!」
みたいな。もしそうならこんだけやられといて何も出来ぬばかりか意見も述べぬ他の先進国は、当局も民間も
まぁなめられたもんだ(呆)・・・「日本の金あてにしてるんだろ(中川?)」ミタィなシーンも何だか脳裏よぎって
しまうというか。バイアメリカンもふくめ「自国保護優先やりたきゃやれるももんならさあやりまくりやがれっ!」
と、そんな ”宣戦布告”、のような感じもちょっとしてしまったのが??。風邪で風邪薬のみすぎでってそのこと
自体そもそもこれまで1度たりともありえなかったと思うが、でもそれで会見欠席というのも同時に1度もなかった事だろう。
さりとて休まず会見した以上しかも政治家なのだからその行為に何らかのメッセージもあるか「感じ取られてしまう」事は
やはりやむをえないんではないだろうか。良い迷惑は各国中銀や財政金融当局。海外のって意味じゃない、日本のとりわけ
「会見にも隣で同席していた」総裁ならびに日銀関係者の方々大変ですな本当に!「政府紙幣」「無利子国債」浮上する訳だ(汗)
Commented by 小野(東京都港区) at 2009-02-16 14:01 x
外資も各国政府も本当に文句1つ言えぬのだとしたらまぁこんな哀れな事も無い(涙)変われば変わるもんだ.....
「風邪薬と認めてくれてる」のも一種の外交儀礼的なもの??それとも本当に日本の金あてに
してるから ”手も足も、口出しも出来ない”って事、も、し、か、し、てっ!?海外メディアは「世襲」って言葉知ってるかな??
むろん世襲と仕事出来る出来ぬとか、世襲で片付けられるか片付けられぬかもあるが、内閣ほぼ全員世襲は絶対【尋常じゃ無い】。
「最後は増税大増税すりゃー良い」、って財務省だから「政府紙幣」だの「無利子国債」だのも言わせ放題、G7でもああいった
好き放題やりたい放題やらせてんのかもしれないが、それでもそれらが「本気で喧嘩うってる事にすらなりかねない」位の想像力
イマジネーションはチョットは働かせて欲しいもんですわ、かって「日本一の借金王」などと言ってた総理の娘らの内閣から
 あろうことか、給付金もらう羽目になろうとしている国民の事等も、ちょっとは考えてくださいっ、海外メディアさん等々もッ!!
Commented by 椿ライン at 2009-02-16 19:38 x
 毎度ご苦労様です~。政策広報が関与しないかたちで、企画局長の個人的見解を披露いただけるなら私も見たいですね(^^

 小野さんのご高説は毎度ながら大変興味ぶかいのですが、お願いですからご自身でブログを初めて下さい。海外メディアに意見があるようでしたら、WSJなどのブログに意見を発信してはいかがでしょうか?
Commented by bank.of.japan at 2009-02-16 19:58
Non日銀さん、どうもです。米当局が理論に考える余裕がないのは確か出、とりあえず目の前の市場崩壊を食い止めるのが精一杯であろうと思います。

まるさん、どうもです。ロシアも軍事的にソ連を目指すほどの余裕はないように思われます。

くずさん、どうもです。もう少し議論が進めば、こちらでまとめることを検討したいと思います。

非公開さん、どうもです。確かにインパクトありますね(苦笑)。

椿ラインさん、どうもです。まあ、局長ブログは夢でしかないですが(苦笑)。

小野さん、どうもです。もう少し短めなコメントにしていただけると幸いです。
Commented by EURO SELLER at 2009-02-16 20:27 x
>小野さん
短めかつ【ブログのエントリと関係のある】話題でお願いしますよ。
もしエントリと関係ない意見があるのでしたら,それこそご自分のHPかブログを開設するチャンスだと思います。
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