政府紙幣や無利子国債など=これらに関連した妄想的考察
 政府紙幣や無利子国債が話題になっている。あまり詳細にはフォローしていないのだが、取材上の感触では、政府紙幣よりは無利子国債の方が議論としては多少現実味があるかな、という印象である。最近会ったMOFの某OBは「強いて勉強するなら、政府紙幣よりは無利子国債なんじゃないか」と言っておりました。確かに政府紙幣では日銀総裁と財務次官が歩調合せての反論(珍しい?・笑)になっておりますしね。で、個人的には、本日の日経新聞「経済教室」の深尾光洋教授の解説が最もオーソドックなものではないか、と思っております。深尾先生、参考になりました。
 で、以下は妄想なんだが、政府紙幣や無利子国債の狙いに日銀B/Sの構造要因などを絡めてちょっと可能性を探ってみた。与野党、財務省、日銀の方々、ご意見あれば幸いです。
・政府紙幣→無コスト(金利負担なし&償還なし)で資金を調達して経済対策に使うのが目的。流通させるやり方はいろいろ考えられるが、一番簡単なのは日銀が資産に抱える。
・無利子国債→まあ似たような調達(期限付きなら償還あり)。保有するのは金持ち。国民から相当な批判受けるのは必至。金持ちが払わない税金(相続税)は国民幅広い負担に変わるので。それはともかく、無利子国債の消化促進には、アングラ的なマネーを吸い上げる餌が必要。買う人の身分証明書を求めない(金さえ払えば誰にでも売る)、買った人を税務調査しない、無記名債にする。国税庁、悔しいけど我慢。ただし、アングラマネーの吸い上げ能力が高いと銀行券が減り、日銀の技術的国債買い入れ余力が減衰する。
・日銀B/Sの構造的要因→銀行券は新札に完全に入れ替わっていない。3割近く(最大で20兆円?)が旧札状態。災害などによる喪失、忘れられたタンス預金、加えてアングラ的要因で旧札状態のまま。これは日銀の資本化している負債と考えられる。
 そこで、この資本化した負債に見合った資産として無利子永久国債(=政府紙幣とほぼ同じ)を日銀に抱かせる、というのはどうであろう。保有国債の償還した分をこれに乗り換えていく、という方法。まあ、景気対策の新規財源にはならず、政府調達コストがちょっと減るだけですが…。
・劇薬的な方法→旧札を廃止にして日銀負債の埋蔵金として利用するという手もある。これで困る人はあまりいないと思う。小額なら旧札廃止後も新札への交換を認める(これに備えた引き上げ金は余り積まない)。この際、身元証明を求めるのは必要。やましいところがない人は応じる。
 旧札廃止までは一定の告知期間を設ける。その間、急に金使いが荒くなった人がいても税務調査には入らない、と宣言する。それなりに消費が爆発する可能性あり。
 私は、家に現金がほとんどないのでまったく影響ない。どういう人が困るのだろうか。金持ち優遇の無利子国債よりもこの劇薬の方が個人的にはやって欲しい。
 以上、妄想でした。
[PR]
by bank.of.japan | 2009-02-10 21:32 | 日銀 | Comments(50)
Commented by 飛車 at 2009-02-10 22:00 x
政府紙幣発行は別に悪い手段とは思わないけど、財政法5条の特例とか他にも色々と政治的に軽めの手法があるのに、何故いきなり極端なところに飛ぼうとしちゃうのかが理解できない。そのうち、政府紙幣やるくらいだったらという理由で、そっちの方向にシフトするのかな。それならそれで高等戦術といえるけど、なんか政治屋さんたちみていると、ホンキでやりたい人と、ホンキで否定したい人が、ガチンコで終わりの無い対立を続けようとしているだけに見えて仕方が無い。
Commented by かるぱーす at 2009-02-10 22:12 x
基本的にはインフレ期待を起こすために短期的に何をやるかでしょうね。
劇薬でもまずは命を助けないといけない。ちっと前はまー少しめまいがとか、心臓がいたいけどなんとか。だったんですが。既に突然の発作、気絶状態で漢方ではな。既にもしかしたら日本経済は一か八かの開胸で直接マッサージでないですかね。そのあたりの判断は専門医でないとな。
Commented at 2009-02-10 22:15 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by bank.of.japan at 2009-02-10 22:16
飛車さん、どうもです。政府紙幣論者も劇薬との位置づけであったとおぼろげに記憶しておりますが、ご指摘にように唐突に浮上した感はあります。政府の資金調達が行き詰ったわけでもないので、どうしたものか、という印象はあります。
Commented by かるぱーす at 2009-02-10 22:37 x
平時の当たり前のことを当たり前にやってもだめ、思い切ったことをやろうとしてもマスコミ、国民様(どこの)がだめだめとかいうし、法律を隠れ蓑におのれの不作為をを政策当局がいうような状況下では、どうしようもないでしょうね。ということで、そんなのにかまってられないので、既に民間は一気に問題解決に走り、在庫調整其の他これまでにない速度で対応に走ってます。でそろそろ本当の国民である地域に根ざした国民がこのインチキに気がついているのですよ。だから地域通貨、クーポン券とかいう議論、本当の意味での自活ですね。既に教育はそういう時代の突入しているしいつまでたってもこの国は政治のない国ですね。
ちなみ財投とかってある意味政府紙幣でしょ。あーあ。
Commented by l at 2009-02-10 22:45 x
高橋洋一氏は500円玉の増産でもよいと言ってますね。それでもシニョリッジは95%とか。
Commented by 飯馬太郎 at 2009-02-10 23:19 x
国債の直接引き受けは国会の議決が必要で参院が野党過半数の状況だと無理だから、政治的には償還期間の短期化のほうが楽と思います。政府がFBを大量に発行してそれで市中の中長期国債を買っていくと。定額給付金の財源もFBにするという話もありますけど、どうせなら中長期国債を全部FBに置き換えれば利払い負担の減少で2兆どころか10兆くらい財源出てくるんじゃないでしょうか。
Commented by 日銀のぽち at 2009-02-10 23:57 x
>取材上の感触では、政府紙幣よりは無利子国債の方が議論としては多少現実味があるかな

日銀と財務省官僚及び族議員だけ取材するとそうなります。
本石町日記さん、取材源が偏りすぎですよ。
麻生側近の管さんた安倍さんがどういう動きをしているかを見なさい。
Commented by なみすと at 2009-02-11 00:05 x
金融緩和を直球で唱えるのではなく、間接的に日銀を牽制するために言っているだけ、とは考えられないでしょうか?
Commented by 小野(東京都港区) at 2009-02-11 00:09 x
このエントリの話題と関係無い様ですが(たびたびすいません)、「相続税」はいくつかの通常必ずある
控除以外にも(正式な名称忘れてますが)「なんとか特例措置」とか他にも(ぶっちゃけ)”安くなる”
税的な措置が存在しています。かくいう私(ん家)も該当してました(、とっくに相続申告&納税済)。
商業とか農業とかそういったのに限定???みたいな感じのものだったような。確かそんな感じも。まあ、
それこそ今回ここで話題の無利子国債に該当するお金持ち”以外”、って事にもしかしてなるのかも
しれないですが(、でも田舎の農業とかの・・・ここではやめとこ(汗))。話はかわるが鳩山大臣。
かんぽの宿巨額報酬メリルリンチ6億円、って「天下りわたり確か総額同じ6億程度」じゃなかったかな?
Commented by 小野(東京都港区) at 2009-02-11 00:09 x
”ケチケチ”、すんな~っ、とまでは言いませんが(笑)、でも、あまりこういう感じだとその内こう
した不動産でも営業譲渡でも、(つまりはそれこそ「相続(法人は承継?)」って事にもなるのかもしれ
ないが)「何か都合悪い取引はぜんぶ鳩山にちゃら(ないし長引かせ)にしてもらえっ!」、

てなことにもひょっとしてなりかねないんじゃないか、等とも・・・・・それにしてもあんだけ何度も
「わたり」し ”たった6億ぽっち”、”それに必死” とはお役人もぃゃ結構哀れなもんだナッ(笑)
Commented by bank.of.japan at 2009-02-11 00:42
非公開さん、どうもです。旧札廃止は、マイナス金利の応用編です。国債引き受けまではまだ距離があると思います。長期金利、まだ低いので、市中消化力はあると思われます。

かるぱーすさん、どうもです。劇薬をいつ使うか。最終手段を今、使うのか。まだ余力はありそうな気がします。国債増発、どれくらいまでこなせるかどうかでしょう。恐らく。

Iさん、どうもです。その手は私も考えました(苦笑)。

飯馬太郎さん、どうもです。私が財務省国債課長なら、日銀がターム物誘導する際はFB増発しまくります(笑)。ただ、今は相対的に長期金利が低いので、調達のデュレーションは伸ばした方がいいように思います。
Commented by bank.of.japan at 2009-02-11 00:44
日銀のぽちさん、どうもです。1人でやれる範囲は限られますが、なるほど、参考になる情報です。ありがとうございます。一応、感触は合ってましたな。

なみすとさん、どうもです。ブラフ的側面は感じないわけでもないですね。

小野さん、どうもです。役人は哀れなものです。
Commented by nanashi at 2009-02-11 01:22 x
某掲示板にあった案ですが。
定額給付金はやめて、50年債を全国民に給付すればどうか。大勢の人が現金化すると思われるので長期金利が上昇する。すると手取りが減るので世論が怒る。そこで、連日国会に白川総裁を呼び出し、国債の買いオペを迫る。
日銀が連日大規模に買いオペをして、長期金利が下がり、給付の手取りが増え、内需も増えて国民の知的レベルも上がる。
Commented by bank.of.japan at 2009-02-11 01:33
nanashiさん、どうもです。面白いストーリーですね(笑)。ただ、定額給付金=2兆円規模は、現行の国債買い入れの増額余力から考えると、容易に吸収可能かもしれません。金融調節の効率化を考えると、まだまだ国債買い入れ余力はあるように思われます。
Commented by a-kun at 2009-02-11 05:50 x
深尾先生の解説は分かりやすかったのですが「そこまでしてでもインフレにしたい」人に対してもお墨付きを与えてしまったような気がします(汗)
個人的には日銀券の発行は受動的とする日銀の見解が政府紙幣とどうかかわってくるのか説明してほしかったなあ。
それ以上に気になるのは、具体的に紙幣が発行できるようになるまで1年程度はかかりませんでしたっけ? 偽造対策や関連業界(自販機やATM関連)への周知を考えると、即効性に欠けるような。
まあ、そこまで無茶しても、(深尾先生の論によれば)結局大半は日銀に還流されておしまいなので、政府紙幣をやるぐらいなら(是非はともかく)素直に国債引受けを正面から検討したほうが筋がよいと思います。
Commented by a-kun at 2009-02-11 06:35 x
連投失礼。
nanashiさんのストーリーに対して市場関係者として見解を。
単純に2兆円規模の50年債発行は流動性の観点から無茶。(最長期物である40年債でも発行残高ですらまだ5000億程度のはず。)最低、やるなら2年とか5年とか発行量の多いゾーンにする必要がある。
しかし、個人向けなので本来のプロ向け国債市場での流通は困難。
結局、証券会社店頭での買い取り価格がこの特別な国債のみ大きく下がり(プロ向け市場での金利水準にはほとんど影響は与えないので日銀は「流動性が低いため証券会社の買い取り価格が低くなる」と説明しておしまい。なお現在も証券会社店頭での国債買取価格はプロ向け市場での流通価格とはかなり差がある。)、証券会社がこの国債を店頭在庫として償還まで抱え込むか、日銀ないし財務省のバイバックで回収してもらうしかない。
Commented by nanashi at 2009-02-11 10:50 x
なるほど、流通が難しいですね。
では、国債をETF化して小口で流通しやすくすることはできないのでしょうか。
日経平均は8000円程度から狭いスプレッドで売買できるのに、国債の売買は不便なのは仕方のないことなのでしょうか。
Commented by PK at 2009-02-11 11:50 x
日銀は無から有を生み出すことはできません。
評価を「受け入れて」通用性(お墨付き)を与えることだけです。
道端の石ころを日銀の資産に載せて、交換として負債である日銀券を出すことは、普通認められません。
平時には、最も安全確実な資産と日銀負債は交換される。交換されることで通用性を獲得する。
戦略的・一般的には、日銀の資産の構成についてを戦略的に評価基準を変更させるのは議会でしょう。
将来の国民の返済能力を認めさせて国債を日銀の資産として載せさせる。
あるいは希少金属や石油を載せさせる。
現在の米国のように、一時的に、あらゆる価格変動性資産を市場機能回復のために計上可能にする。
究極的には、そうした評価基準に関する判断を、中銀は受け入れるだけです。
Commented by PK at 2009-02-11 12:20 x
政府紙幣については、くだもの掲示板の親玉が紙幣の「日本銀行」表記を「日本政府」に変えるだけでよいという、姑息なことを言っているように、姑息な存在でしょう。
無利子国債については仕組みが分からないのでなんとも言えないが、資産家がリスクを負ってくれるなら良い面もあるという評価です。悪い面との差し引きで悪い結果になるかもしれないが。
米国が財政刺激をするなら、また資源や新興国が息を吹き返すでしょう。日本は慢性的通貨高になる。
日本のバランスシートを増大させると、いつの日か知らない間に、日本人が外国の資産を持ち、外国人が日本の資産を持つような状況に追い込まれないかとか、まだバブルの時代が続くとか、心配がある。
しかし、輸出産業などの賃下げで雇用を維持して、相対的な円高デフレ状況が続く間、そこに給付金や育児奨学給付金の形で万遍なく持続的にばら撒くのは、比較的害が無いと思う。
Commented by dameo at 2009-02-11 12:33 x
深尾解説は、政府紙幣論にお墨付きを与えました。
それと奇妙なのは、政府紙幣になるとインフレ懸念になると言う点。
日銀券ではインフレにできないろいうのが、これまでの日銀見解。
やはりインフレにできないのは日銀の運営がはっきりしました。
これからデフレになるのであれば、政府紙幣のほうが国民にとっていいことになします。
Commented by PK at 2009-02-11 12:39 x
ドルの価値は、米国が地政学的に流通を押さえている限り衰え切らないし、最終的には北米大陸が担保になっている。(もっと言えば、アングロサクソンの支配する地域)。今問題になっているソマリアなども、大国エチオピアやサウジを海から切り離す人工国家群のひとつだ。日本も、ロシアや中国を海から切り離す役割を持つ辺縁国家(リムラント)として機能している。米国の地政学は、物流・人流・情流・金流を押さえることを戦略目標にしているので、依然として揺るがない以上、ドルは需要される。
そうすると再びインフレが世界に輸出される。
この圧力をEUのように大きな経済規模で受けられればいいが、日本は周辺にそういう国を持たないばかりか、通貨安のくせにワークシェアリングもしてしまう近隣窮乏政策国家がいるわけだから、通貨高は避けようが無い。
Commented by Non日銀 at 2009-02-11 12:39 x

日銀は、①健全性(信用力)、②中立性(市場への影響)、③流動性(売却可能性)の3つの観点から保有する資産を選定してきました。

金融機関に円を供給するということは、バランスシート無視で紙幣を刷って 「ただで」 金融機関に供給するか、又は、見返りに 「何か」 を金融機関から調達してバランスシートの体裁を整えるということになります。

しかし、こういうパラダイムはもう古い。

鍵は「信用供与」です。

政府と日銀が、未来の繁栄を担保に国民一人につき毎日1万2千円の信用保証を行う。円が必要な国民は金融機関で政府・日銀保証の信用を行使する。最大年間一人438万円の信用行使が可能となる。

これで、経済は活性化する。税収は増える。国債も償還できる。活性化した日本企業の世界市場制覇で円の価値は維持される。あとは日銀のバランスシートに関する神学的論議だけ・・・

(まあ、日本からノーベル経済受賞者を出すには、「妄想」も馬鹿にしてはいけません。ノーベル経済受賞者がいない国の中央銀行ということで、世界に馬鹿にされてはならない)


Commented by 小野(東京都港区) at 2009-02-11 14:10 x
金融的効果などは全くすっとばかした様な意見かもしれず、大変申し訳無いですが、
やっぱり無利子国債=昔金丸某氏等々の割引金融債、みたいなイメージに ”直結”、してしまってならなぃ。まぁ、
「だからこそ非課税がものいう(?)」ってことなのかもしれませんが(汗)。
長銀、日債銀とあんだけ外資にやられ(?)、だけど前述の金丸某氏の割引金融債などにかんしては、あるいは唯一
といってよい成果だったかもしれない・・・などというかたがたも世間に大勢いらっしゃるって気も
しますが(、私は言ってません)、その
割引金融債とは今回の無利子国債、やはりしょせん何ら関係無いってことかもしれないが、でもなんとなく、

アメリカのバイアメリカン等と同様の「自国優先」のこれも1つ、日本版自国優先、”あがき”、の哀れな1例みたいな
感じもどうも
なんかしてならないんですよ・・・”無記名”、だったらなおのこと、というか(笑)。本日は建国記念日m(_ _)m
Commented by kamakura at 2009-02-11 16:58 x
 いつもこのブログを拝見して思うのですが、本石町さんのエントリーとあまり関係なく単に自説を展開したいだけのコメントが異常に多いですね。もちろん本石町さんさえよければ私などが横から言うことではないのかもしれませんが、一読者として見ると大変白けます。

 もっとも総裁含め日銀関係者が大勢見ているブログだからそういう目立つ場で自説を開陳したい気持ちはわからなくはないのですが。
Commented by jyoudanya at 2009-02-11 23:16 x
日本は、イタリア並みに「893」のアングラマネーの唸っているところですから
これはいいかもしれない、マネロンできるし、税金なんか払わなくていいんだからね。ただ、消費に結びついてくれるだろうか?
消費刺激策になってくれないと「893」勢力ますます増強なんてことになったりして~
Commented by bank.of.japan at 2009-02-12 00:05 x
a-kunさん、どうもです。ご指摘の面もなくはないですね。一方、政府紙幣を実際に流通させるのは技術的な困難もありそうです。公務員給料の振込みをやめ、政府紙幣で払うのも手間ですし。日銀に無利息永久債を引き受けさせる、というのがまあ簡単ですかね。

PKさん、どうもです。無利息国債は資産家がリスクを負うというよりも、資産家に合法的脱税の道具を与えるようなものと受け止めております。持てる者と持たざる者の格差を広げるでしょう。

dameoさん、どうもです。ご指摘の論点は懐かしいですね。

Non日銀さん、どうもです。信用供与する場合は、減税or振興券とかいろいろ方法がありますが、どれが手っ取り早いのか技術的には興味あります。

小野さん、どうもです。割引のない割引債、ですかね。
Commented by bank.of.japan at 2009-02-12 00:09 x
kamakuraさん、どうもです。コメント欄の運営は難しいです。承認制というのもありですが、ちょっと手間がかかりますね。引き続き検討事項としたいと思います。

jyoudanyaさん、どうもです。旧札分の紙幣の所在は憶測するしかないです。ほとんど喪失した状態だと、消費効果はないです。もし、誰かが所有しており、いずれ紙屑になるなら、消費するor別なアングラ手段を見つける、金に買える、とか考えられます。
Commented by PK at 2009-02-12 07:28 x
今の経済学は金融面を相当に捨象して考えると、理論の大家が言っているそうなので、普通に考えると、中央銀行周辺にいる経済学者とかエコノミストというのは、そういう欠点を補える経験を持っている点で、大学オンリーの学者より優位性があると思えるのに、日本では、そういう人達が批判の対象になっている。本当におかしい。
こういう現象が起きるのは、日本の官僚組織が肥大化しているために、その取り巻きの学者の政治的発言力が強いためだと思う。
果物掲示板の親玉も、そういう周辺の人間だから、官僚組織の肥大化の為に、どうしてもバランスシートを肥大化させる方向に話を持っていく傾向がある。
普通の企業経営をしている人間であると、バランスシートは最適にしなければいけないという意識が働く。そうしないと環境の変化に対応できないからだ。ところが証券業界は肥大化が商品の品揃えと量に繋がるので、そういう意識が無い。
果物掲示板の人たちは、親玉のそういう経歴や嗜好性を批判的に分析できていない。

Commented by PK at 2009-02-12 07:34 x
埋蔵金騒動を見ていると、財務省の発想も証券業界に似ているなと思う。両者は相性が良い。
こういう人達は力関係に敏感なので、国内ではおおいばりなんだろうが、米国を相手にすると物が言えなくなるのではないかと心配になる。
資産負債の切り貼りが国内でとどまっているうちは被害も無いが。
そういう心配を考えると、日本国のバランスシートをなるべく大きくしないことが弱者としては最善の政治行動だと思う。
Commented by KK at 2009-02-12 11:38 x
ご説のように政府紙幣や硬貨を市中流通させるよりは、「一番簡単なのは日銀が資産に抱える」のがベストでしょう。
地域振興券のように市中を混乱させる事もないですし。
額面1兆円の紙幣を何十枚か何百枚刷って、BOJの金庫に入れてその分政府の口座に金額を振り込めんでしまえばお終いと。
深尾論文ですが、最後はインフレ税というのは分かりますが、デフレギャップの存在を意図的に無視、もしくは過小評価していると思います。
丹羽春樹教授の仰るように巨大なデフレギャップがあるとすれば、それを埋めている間はインフレは発生しませんし、マイルドなインフレは歓迎すべきでしょう。
要はそのデフレギャップの測定(推定?)がどこまで厳密に出来るかと言う事と思います。
それがまったく不可能という立場と考えると、財務省、BOJのかたくなな態度は理解できますが、明らかに世の中はデフレになっていますので、その道の世界的権威の丹羽先生の計算を信じてやってみればよいのではないでしょうか。



Commented by KK at 2009-02-12 11:38 x
過去に脱税した人(時効をびくびくしながら待っている人含む)を大いに喜ばせる無利子国債は、やはりかなり筋悪の政策だと思います。
償還前提では長期的にはデフレギャップを埋める事にはなりませんし、得した利子と逸失相続税でよくてトントンでは?
Commented by Non日銀 at 2009-02-12 11:59 x

そもそも、日本人に洋式経済学が向くのかという点について・・・

ノーベル経済(学)賞受賞者:
アメリカ45人、イギリス5人、ノルウェー3人、スエーデン2人、カナダ1人、インド1人、オーストリア1人、オランダ1人、ソヴィエト1人、ドイツ1人、フランス1人

なお、東京の米CIA要員もチェックして、本国に報告するくらいのコメントのあるブログでないと、とても日本初のノーベル経済受賞には貢献できないのではないでしょうか。

少なくとも、このブログは、コメントも含めて勉強になります。市井の経済学研究者には。

Commented by osome at 2009-02-12 12:03 x
このエントリー、待ちわびていました。
世の中に供給される物やサービスが増えるとき、それに合わせるように世の中の通貨量を増やさないとデフレになりますが、では、これまで日本ではどんなタイミングと手段で通貨量が増やされてきたのでしょうか。
私は、政府・自治体が債券を発行して増やしてきたのでは、と憶測しているのですが間違いでしょうか。また、極端にインフレを恐れる中銀のせいで、これまで通貨の増やし方が十分でなかったために、1990年代以降、恒常的な円高とデフレが進行してきたのではとも思っていますが、こちらはいかがでしょう。
こんなデフレのために、財政赤字はもう返済不可能なまでに積み上がり、将来不安ととなって円高とともに日本経済を暗くしているのであれば、その解決策は、名前はどうでもいいから「円」を増やすことだと思います。元手が紙と印刷代だけで多額の国債を持っている(「持たされた」とお怒りかも知れませんが)日銀に利子を払うために税負担が増えるというのは納得しにくいなぁ。
Commented by 傍観者 at 2009-02-12 19:40 x
リフレ派がうまくいかなくて、トチ狂っているんじゃないでしょうか。
今週の東洋経済見て勉強して下さい。リフレ派は壊滅です。
 方法はいろいろあれど、この世にタダめしはありません。
Commented by にちぎん☆NIGHT at 2009-02-12 21:43 x
世界恐慌のときに職を失った人は大変な思いをしたけど、定職に就いている人達にとっては案外暮らしやすくいい時代だったという話を聞いたことがあります。
デフレで本当にみんなこまっているならとっくの昔にデフレ退治をしているはずですよね。
公務員をはじめいい思いをしている人も多いからこういう状態なんだと思います。
安定雇用者(特に公務員)のおしりに火がつくまではこのままなんじゃないでしょうか。
Commented by bank.of.japan at 2009-02-12 21:55
引き続きコメント頂き、多謝です。政府紙幣ないし無利子国債ではいろいろな論点があるとは思いますが、いずれにせよ景気が悪化していくなら、金融・財政の両面でいろいろ手を打っていく必要があり、さらに状況が悪化するなら劇薬的な対応も必要であろうと思いますが、現状は長期金利は低下する状況であり、普通に財政出動(結果的な国債増発)がまだ可能であろうと思われます。日銀の金融政策も劇薬的には財政マネタイズやクレジット物の購入強化もあり得るでしょうし、まだまだこれからの課題であろうと思います。
Commented by KK at 2009-02-12 23:11 x
> まだまだこれからの課題であろうと思います。
無難で財政的・政治的リスクの少ない事からやっていく=戦力の逐次投入にならなければよいのですが・・・
Commented by 平ちゃん at 2009-02-14 09:09 x
素人なんですが、政府紙幣とマネーサプライの関係はどう考えればいいんでしょうか?

政府紙幣が日銀券と同等に流通するとなると政府紙幣は日銀券と同等のベースマネーとなる?
そうすと、現状の日銀券のベースマネーが50兆円とすると、仮に25兆円の政府紙幣の発行だけでベースマネーは50%増になると考えていいんでしょうか?

、、、とすれば、政府紙幣発行のリフレ効果は絶大のように思われるし、一方、政府紙幣を政府歳出の「財源」と考え、政府紙幣を毎年25兆円を数年に渡って発行するつもりであれば、そのままでは大「リフレ」になるので、どうしても日銀サイドの金融引き締め、買いオペ、法定準備率を上げる等の手段の併用が必要になってくるような感想も持つのですが、、、

、、、政府紙幣発行に日銀の協力が必要となるのであれば、政府紙幣より、無利子償還期限無し国債を日銀が直接引き受けるようにした方が話はすっきりするような印象も持つのですが。
Commented by bank.of.japan at 2009-02-16 19:37
平ちゃんさん、どうもです。「政府紙幣」の流通のさせ方によってベースマネーに入れるかどうか、これは技術的な問題かもしれせんが、個人的には流通させるといろいろ面倒くさいことが多いので、もしどうしてもやるということなら、日銀に無利子永久債(=政府紙幣)を引き受けさせて、政府はこれで得た財源で何か刺激策をやるのが簡単だと思います。
Commented by 日本人 at 2009-02-19 22:36 x
政府紙幣は効果あるが無利子国債は失敗しまっせ、昭和戦前政府で失敗しとるがな、全然意味合いが違うの!儲けようとするから全て裏目に出るんですわ。
Commented by bank.of.japan at 2009-02-20 18:36
無利子国債、失敗ですか。なるほど。
Commented by 芹沢獅堂 at 2009-03-19 11:09 x
国債は貧富差のなく後でつけを庶民も国民に巻き込む逆塁進課税だ。高額所得者に都合が悪いので無利子国債に相続税免除と国債のほうがいいと言ってるむろんユーロ紙幣になるか後進国紙幣になるかはあるが国内生産が高まれば輸出利権のみに政治が媚なくなる。インフレよりデフレのほうが恐ろしいのだ。インフレはオイルショックがあり貧富ではやはり富むものが有利は変わらない、世界信用だけだ。
Commented by 芹沢獅堂 at 2009-03-20 01:23 x
政府紙幣は官公庁の給与や賞与に配分し国債を支える仕組み給与は日銀紙幣と政府紙幣で義務化し国債取扱いや銀行や證券に関わるとこか公設機関でしか購入出来なくし食糧品は日銀紙幣をつかえばよい国家国債は内需と外需が死んだとき一生を金塊や宝飾や為替や国債に縁のない階層の国民に負担をかけないよう庶民経済と分離する官公庁が内需をゼネコンと牛耳り都心近くを買い占める事だ商店街改装や物流問屋や有料な中堅企業をはばんでいるテナント募集に駐車場や福祉センター市役所の買い占めだから京都景観が崩れる知事も市長も利権がらみだ産業廃棄センターだけ市場原理放任だからだ。詳しくはジョディーは友達のブログさんに掲載した
Commented by PK at 2009-03-20 16:14 x
給付金と日銀引受を組み合わせることに賛成ですが、私はインタゲ派ではありません。
私は以前に中小企業で資金繰りをやってたときに、なぜ大蔵省は為替介入をしないのか不満でした。結局米国に嫌がらせを受けていたわけですが。
通貨安に持っていくには、対外投資をすることと、純輸入をすることです
今、日本は輸出が止まっているので、輸入がそのまま貿易赤字になります。
それを強めるために、給付金+日銀引受をするわけです。
インタゲ派のロジックとは違います。
Commented by 庶民 at 2009-03-20 20:17 x
政府紙幣をやろうとした真の政治家は凶弾に倒れてる。私の政府紙幣のやり方とは違うがケネディ リンカーン 高橋是清 織田信長 つまり 国債を減らすのに国債を積み上げた奴らが祖国の国債に責任を持つことだ イギリス フランス ドイツはユーロ紙幣のあとに政府紙幣がいるだろう 日本は麻生がやるとおもったが小沢もやらない
Commented by 市民 at 2009-04-01 16:07 x
政府紙幣は官公庁が日銀に借金すること、赤字国債や無利子国債は国債も関係ない広範な国民を巻き込んで国民から借金することにある。大きな違いだ、共に慎重に運用せねば紙幣のミサイル(ノドン350発日本に標準中距離ミサイル)の様な者だ。数を打ち続ければ危険なだけだ。破壊力が大きければ)の話しだ
Commented by 立たない日本に他国が提案 at 2009-04-01 18:15 x
製造業を救済するか銀行を救済するかで政府紙幣と日銀紙幣を分けないなら日本の製造業は死滅する。銀行が外債のみ流通するのみだからだ。中国がアジア共通通貨紙幣を提案している。これが世界発の政府紙幣のひとつだ。後は日本に韓国などアメリカ国債から如何に国内通貨流通にて地方経済を救うかにある
Commented by 志ある政治家は動きだした政府紙幣 at 2009-04-17 20:12 x
かつて失政をしたもの色々だが日銀がだめなら政府が国内流通不況を打開するのに政府紙幣は意義がある。菅直人、菅義偉、塩崎恭久、岡田克也などが、運用の仕方を研究している2通貨経済が可能か、地方債や赤字国債やSDRとも違う、誰もまだ正解を説けてない政府紙幣は中国やアメリカやロシアも研究している、日本はイギリスに自動車製造工場がイギリスの善意で日本製工場があるからイギリスがOKしなきゃ無理ではあるが
Commented by 今だ出すんだ鳩山紙幣 at 2009-07-31 21:55 x
ひじうち かわして ハンマーパンチ 今だ出すんだ 民主党紙幣 キック バック キックの鬼だ!
<< 憂鬱な内容だが、多分そうなりそ... ドバイ型“夜逃げ” >>


無料アクセス解析